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NISTEPは、社会における博士人材の活躍状況を幅広く把握するため、博士課程修了者の属性や、修了後の継時的なキャリアを追跡する情報基盤として、博士人材データベース(JGRAD: Japan Graduates Database)の構築を進めています。

「平成31年度大学教育再生戦略推進費 卓越大学院プログラム 公募要領(平成31年2月 文部科学省)」において、採択された大学はJGRADに協力することと示されていることを受け、2月19日の平成31年度「卓越大学院プログラム」公募説明会において、以下の資料でJGRADと相談窓口を御案内しました。

NISTEPでは上記プログラムの採択大学に限らず、JGRAD参加大学を継続的に募集しております。参加を検討されている大学は、以下の資料を御参考にしていただければと存じます。

不明な点等ありましたら、以下までお問い合わせ下さい。

科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ
メール:jgrad-info(at)hr2.nistep.go.jp
電話:03-3581-2395(担当:三木、小林)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、奈良女子大学と共催の「博士のキャリアデザイン」をテーマとしたワークショップを開催いたします。
参加を希望される方は、御所属・お名前を参加申込みメールにて事前にお知らせください。

概要

日 時:2019年1月29日(火)14:00-16:00(開場13:30)
場 所:奈良女子大学 記念館(〒630-8506 奈良市北魚屋東町(近鉄奈良駅から徒歩5分))
講 師:お茶の水大学 伊藤貴之教授、奈良学園大学 大渕裕美講師、他
テーマ:博士のキャリアデザイン
参加費:無料

締め切り:1月22日(火)18時

趣旨

 本WSでは博士号を取得する価値の再認識をスタートとし、日常の研究生活で情報が不足しがちと思われるアカデミア外に広がる博士のキャリアを取り上げます。前半は、講師3名から、アカデミア外での博士の活躍はどのようなものか、仕事における博士の優位性や特徴、国際ビジネスでの博士の地位、社会に出たときの博士課程の経験の価値など、実例やデータを交えて紹介します。後半は、パネルディスカッションの形で講師間及び会場との意見交換により議論を深めていきます。奈良女子大学で開催しますので、「女性にとっての博士号」にも注目してまいります。
 会場は、近鉄奈良駅から徒歩5分の「奈良女子大学記念館」、明治41年に竣工され国の重要文化財に指定された歴史的な講堂です。
リーフレット

プログラム

1.開会挨拶 文部科学省 科学技術・学術政策研究所長 坪井 裕
2.講演
 開催趣旨説明 
   奈良女子大学 学長調査戦略室副室長 / 研究院 自然科学系 准教授 松岡 由貴
(1)企業での博士・海外での博士 -IT業界を例にして-
   お茶の水女子大学 理学部情報科学科 教授 伊藤 貴之
(2)システム活用で形成したキャリア -奈良女子大学大学院博士課程での経験を通じて-
   奈良学園大学 人間教育学部人間教育学科 講師 大渕 裕美
(3)データに見る博士人材の現況
   科学技術・学術政策研究所 第1調査研究G総括上席研究官 三木 清香
3.パネルディスカッション
 モデレーター 大阪大学産学共創本部共創人材育成部門 特任准教授 門村 幸夜
 パネリスト  伊藤 貴之、松岡 由貴、大渕 裕美、三木 清香
4.閉会挨拶 奈良女子大学 副学長 小川 英巳

参加申込み及び問合せ先

 科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ
 seminar-1pg[at]nistep.go.jp  ※氏名・御所属をメールで御連絡下さい。

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、2017年12月2日に開催した講演会「博士の企業観・企業の博士観-インタビュー調査の結果から-」の内容を講演録として取りまとめました。

本講演会は大阪大学の協力により、大阪大学吹田キャンパスにて開催し、関西地区の学生・教員の多くの皆様に御参加いただきました。講演会では「博士の企業観、企業の博士観」をテーマに、これまでのNISTEPの調査結果の報告や、2名の御登壇者の経験を踏まえ、博士人材の能力の涵養とマインドセット、そして企業とのギャップをどう埋めていくかについて、議論いたしました。

詳細につきましては、以下のリンクより御覧ください。

  • 講演録-308
  • ライブラリ:博士の企業観・企業の博士観-インタビュー調査の結果から-[講演録-308]

    文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、NISTEPが実施する「博士人材追跡調査」とフランスのCEREQ研究所の「Generation」を用い、博士人材の置かれている状況について、日仏の比較研究を試みました。日仏の博士は研究分野に大きな差はないが、日本で女性比率が顕著に低いこと、また雇用先ではフランスで公的部門の方が多いのに比べ、日本では私立大等の教育研究が大きな割合を占め、そのため私的部門の割合が多いこと、失業率はフランスで非常に高いこと等が明らかになっています。
    また、参考として、国際客員研究官のJulien Calmand氏による所内人材セミナーの記録、使用した資料を掲載しています。

    詳細については以下のリンクより御覧ください。
    要旨
    概要
    報告書全文

    ライブラリ:博士人材の学位取得から労働市場への移行:フランスと日本の比較研究[DISCUSSION PAPER No.156]

    科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループでは、平成28年11月の「博士人材追跡調査」に御協力いただきました皆様に、「博士人材追跡調査 第2次報告書」公表の御連絡をするとともに、次回以降の円滑な調査の実施に向けて、連絡先情報更新の御協力をお願いしております。

    実施期間:平成29年度3月5日(月)~3月19日(月)
    調査委託会社:株式会社インテージリサーチ
    調査方法:メール又は郵送

    ※調査対象者の中で希望があった方には「博士人材追跡調査 第2次報告書」の概要をまとめた「小冊子」をお送りさせていただきます。ログイン後の画面でお手続ください。

    2019年6月28日(金)正誤表を追加しました。
    2018年4月27日(金)正誤表を追加しました。

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、博士課程への進学前の状況や在籍中の経験、また、現在の就業や研究の状況等を把握することを目的に、博士課程を修了した者を対象にした「博士人材追跡調査」(JD-Pro:Japan Doctoral Human Resource Profiling)を平成26年(2014年)から実施しています。今回、平成28年(2016年)11月に実施した調査の結果を「『博士人材追跡調査』 第2次報告書」として公表します。第2次報告書では、2012年度博士課程修了者(2012年コホート)の修了3.5年後の状況及び2015年度博士課程修了者(2015年コホート)の修了0.5年後の状況等について結果を示しています。

    詳細につきましては、以下のリンクより御覧ください。
    要約
    概要
    報告書
    報道発表資料(2018年2月28日当時のものであり、それ以降の修正は反映されていない)
    正誤表
    ライブラリ:「博士人材追跡調査」第2次報告書[NISTEP REPORT No.174]

    本調査研究は、文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が構築を進める博士人材データベース(JGRAD)に登録した博士課程在籍者22人(2015年度当時)に対して、博士課程への進学動機や博士課程修了後のキャリアパス等に関する意識調査をフォーカス・グループ・インタビュー(FGI)形式で行ったものです。その結果を他のアンケート調査や企業に対するインタビュー結果と比較し考察しています。

    要旨
    概要
    報告書全文
    ライブラリ:博士課程在籍者のキャリアパス等に関する意識調査 ―フォーカス・ インタビューからの考察―[DISCUSSION PAPER No.152]

     科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、我が国の大学・公的研究機関において研究に従事しているポストドクター等の雇用及び進路状況を把握することにより、若手研究者を取り巻く課題を分析し、今後の研究人材の育成や支援に関する施策の検討に資することを目的として、日本国内の大学・公的研究機関 1,168 機関に対し、2015 年度におけるポストドクター等の雇用・進路に関する調査を実施しました。(回答率99.1%)
    (本調査の結果は、2015 年度においてポストドクター等として在籍したという事実を示すものであり、博士課程修了直後から継続してポストドクター等として研究活動に携わってきた者ばかりではないことに注意が必要です。)

    詳細については以下のリンクより御覧ください。
    要旨
    概要
    報告書全文

    ライブラリ:ポストドクター等の雇用・進路に関する調査(2015年度実績)[調査資料-270]

    文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、情報基盤プロジェクトの一環として博士人材データベース(JGRAD)を整備しています。データベースに蓄積された博士人材のキャリア情報は国の政策立案等に活用するとともに、博士人材の社会における活躍の機会の拡大と大学等のプログラム改善に資するデータとして登録者の皆様、大学、そして産業界にフィードバックすることを目的としています。キャリア情報の収集・活用のためには、登録者の皆様の継続的な情報更新が不可欠となっています。今度ともご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
    この度、データベースの利便性向上のため、データ項目の見直し並びにシステム改修を実施しました。旧データ項目の情報は新データに移行されています。是非JGRADにログインして頂き、新システムでの入力項目の確認・更新及び新規項目への入力をお願い致します。

    詳細につきましては以下のリンクより御覧ください
    http://www.nistep.go.jp/research/human-resources-in-science-and-technology/jgrad

     文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、博士人材のキャリアパスの多様化を促進するため、2015年度より東京地区において「博士人材ワークショップ」を開催してきました。この度、博士人材のキャリアパスに関心のある大学、企業、学生など多くの方々に御参加いただきたいと考え、大学の協力により地域での開催を行うことといたしました。第1回を下記のとおり関西地区で開催いたします。
     本ワークショップでは、「博士の企業観、企業の博士観」をテーマに、博士人材の能力の涵養(かんよう)とマインドセット、そして企業とのギャップをどう埋めていくかについてこれまでの調査結果を踏まえながら、登壇者の体験もまじえつつ考えてみたいと思います。皆様の御参加を是非お待ちしております。

    1. 日時:2017年12月2日(土)13時00分-15時20分(受付開始:12:30)
    2. 場所:大阪大学吹田キャンパス テクノアライアンス棟交流サロン
        (大阪府吹田市山田丘2番8号)
    3. 主催:文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)
    4. プログラム ※リーフレット

      ◯キャリアセンター発足について

      ◯開会挨拶 文部科学省 科学技術・学術政策研究所長 加藤重治

      ◯講演1 「博士の企業観・企業の博士観―インタビュー調査の結果から―」(問題設定)

        科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ総括上席研究官 松澤孝明

      ◯講演2 「社会で働く博士からのメッセージ」

        国立大学法人 岐阜大学 研究推進・社会連携機構 准教授 上原雅行氏
        日本イーライリリー株式会社 研究開発本部 オンコロジー領域本部 メディカルリエゾン 谷澤欣則氏

      ◯会場との意見交換

        モデレーター 大阪大学特任准教授/NISTEP客員研究員 門村幸夜氏
    5. 定員:70人程度(大学関係者、博士人材、企業関係者)
    6. 参加申込み(参加無料)

    以下の担当宛にメールにて御氏名、御所属を添えてお申し込みください。【締切り:2017年11月30日(木)】*締切延長しました
      担当:第1調査研究グループ 小林(百)
      seminar-1pg@nistep.go.jp

    講師略歴

    松澤孝明(文部科学省科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ)

      1989年科学技術庁入庁。2015年より現職。博士人材問題を中心に、科学技術人材問題について調査・研究中。

    谷澤欣則氏(日本イーライリリー株式会社 研究開発本部)

      2007年名古屋大学で博士号(理学)取得後、英国にてポスドクとして分子生物学等の研究に従事。途中2010年に大阪大学CLICのインターンシップ制度を活用し、2011年帰国時に企業(バイオベンチャー)の技術営業職に転職。その後製薬企業にてMSL、Real World Data研究等に携わり現在に至る。

    上原雅行氏(国立大学法人 岐阜大学 研究推進・社会連携機構)

      2007年、大阪大学大学院 医学系研究科 博士課程修了(専攻:発生生物学)。
      博士(医学)。2年間のポスドクを経て工学系メーカーのEPSON(セイコーエプソン)社に新規事業アイデアを自ら提案、中途入社。研究開発リーダーとして新規事業を推進(信州大学 兼務)。2017年より現職。産学連携やEDGE-NEXT推進等、大学運営に幅広く携わっている。その他、非営利の科学教室を主宰。
    御参考

    当日15:30からの大阪大学キャリアセンター主催の博士人材Career Fairがあります。詳しくはコチラ

    科学技術・学術政策研究所では、2017年6月29日に開催した講演会「博士人材のキャリアパスの多様化に向けたURAの可能性」の内容を講演録として取りまとめました。

    本講演会では、大学の中で普及が進みつつあるURA(ユニバーシティ・リサーチ・アドミニストレーター)が、今後、博士人材の活躍の場として拡大する可能性について検討しました。会場には、100名を超える聴衆が集まり、2つの講演後の質疑・討議では、博士人材の優位性に関して肯定的な意見のほか、「博士人材はスキルセットとしてはURAに向いているが、自分がどのような仕事に向いていて、どのような未来を目指すのか、というマインドセットも重要である」等、様々な意見がありました。講演会終了後も会場では参加者間で自発的な意見・情報交換が続き、盛況を極めました。

    講演録-307

    ライブラリ:博士人材のキャリアパスの多様化に向けたURAの可能性[講演録-307]

    米国では2015年よりミシガン大学科学・イノベーション研究所を中心に中西部の主要大学が協力し、人材データベースUMETRICSの構築・利用が進められています。本報告書は、2017年3月3日に文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)で行われた、オハイオ州立大学大学院経済学研究科教授Bruce Weinberg氏の講演会の内容を講演者の了承のもとに当研究所において取りまとめ、また、同氏との意見交換を通じて得られた情報をもとに、NISTEPが進める博士人材データベース(JGRAD)とUMETRICSの比較を行い、両者の類似性や相違点について考察を行ったものです。

    詳細につきましては以下のリンクよりご覧ください。
    要旨
    概要
    報告書全文

    ライブラリ:博士人材政策から見た米国UMETRICS:UMETRICS と博士人材データベース(JGRAD)の国際比較研究[調査資料-263]

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では2016年11月に「博士人材追跡調査」を実施いたしました。
    調査結果を取りまとめ、「博士人材追跡調査」第2次報告書(速報版)を作成いたしました。本結果(速報版)は暫定版であり、正式な報告書は2017年末に公表する予定です。本調査に御協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

    2018年2月28日17時に2次報告書が公表されました
    詳細については,以下のリンクより御覧ください。

    お問合せ先

    文部科学省 科学技術・学術政策研究所
    第1調査研究グループ 小林、松澤
    TEL:03-3581-2395