お知らせ

科学技術・学術政策研究所では、平成17年より、科学技術イノベーションの様々な分野において活躍され、日本に元気を与えてくれる方々を「ナイスステップな研究者」として選定しております。

平成27 年においては、科学技術・学術政策研究所の調査研究活動や専門家ネットワーク(約2,000 人)への調査をとおして明らかとなった研究者の業績について、研究、産学連携及び研究支援等の観点から、特にその成果が顕著であり、科学技術イノベーションに貢献する注目すべき11 名を選定しました。今年は、優れた研究成果をあげた研究者に加え、産学連携や地域創生への優れた貢献が認められる研究者について、若手の方々を中心に選定しています。これらの方々の活躍は科学技術に対する夢を国民に与えてくれるとともに、我が国の科学技術イノベーションの向上に貢献するものであることから、ここに広くお知らせいたします。

詳細につきましては、以下のリンクより御覧ください。

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、微細藻類バイオ燃料生産を取り上げ、経済・環境への波及効果を定量的に分析しました。拡張産業連関表を用いた産業部門別の誘発効果推計に加えて、バイオ燃料及び残渣から生産される固形燃料、肥料、飼料の年間生産額、CO2排出削減量について感度分析を行いました。その結果、経済効果と環境負荷という2つの観点から、社会的な課題解決に向けた研究開発について、定量的な根拠に基づく議論が可能となりました。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。

  • 要旨
  • 概要
  • 報告書全文
  • ライブラリ:拡張産業連関表による微細藻類バイオ燃料生産の経済・環境への波及効果分析[DISCUSSION PAPER No. 126]

    科学技術・学術政策研究所では、2015年12月8日(火)に第8回政策研究レビューセミナーを開催いたしました。同セミナーの発表資料を掲載しますので御覧ください。

    1. 開催日

    2015年12月8日(火) 13:30-17:45

    2. 会 場

    文部科学省 第1講堂
    東京都千代田区霞が関3-2-2

    3. プログラム(資料集)

    ※本資料を引用される際には、出典を明記してください。

    発表1
    「最近のNISTEPの活動・成果のハイライト」
    斎藤 尚樹  総務研究官
    発表資料
    発表2
    「書誌情報と統計データの統合によるイノベーションプロセスの解明」
    元橋 一之  第1研究グループ 客員総括主任研究官
    発表資料
    発表3
    「日本企業の研究活動の変容 -「民間企業の研究活動に関する調査」の経年データより-」
    富澤 宏之  第2研究グループ 総括主任研究官
    発表資料
    発表4
    「NISTEP定点調査のこれまでとこれから-10年を振り返って-」
    伊神 正貫  科学技術・学術基盤調査研究室長
    発表資料
    発表5
    「博士人材のキャリアパス追跡 -2012年度博士課程修了者コホート追跡調査結果と博士人材データベースの現状-」
    松澤 孝明  第1調査研究グループ 総括上席研究官
    発表資料
    発表6
    「科学技術への関心と信頼 -インターネット調査の動向-」
    細坪 護挙  第2調査研究グループ 上席研究官
    発表資料
    発表7
    「産学連携と大学発イノベーションの創出」
    新村 和久  第3調査研究グループ 上席研究官
    発表資料
    発表8
    「科学技術の中長期発展を展望するフォーサイトプログラム」
    横尾 淑子  科学技術動向研究センター センター長補佐・上席研究官
    発表資料
    4. お問合せ先

    企画課
    TEL: 03-3581-2466 / FAX: 03-3503-3996

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、以下のとおりミニワークショップを開催します。

    開催概要

    •日時: 2015年12月18日(金) 16:00~18:00(開場:15:40)
    •会場: 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 大会議室16B(中央合同庁舎第7号館東館16階)
    •言語: 日本語
    •定員: 約70名
    •主催: 文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)

    プログラム

    (1)講演「インダストリー4.0のコンセプト ~イノベーション戦略にどう位置づけるか~」
      講 演 者  :藤野直明 (株)野村総合研究所 主席研究員

    (2)ディスカッション
      コメンテーター:中馬宏之 成城大学教授/RIETIファカルティフェロー
      モデレーター :奥和田久美 文部科学省 科学技術・学術政策研究所上席フェロー

    開催趣旨

     現在、策定作業が進められている第5期科学技術基本計画の検討においては、未来の産業創造と社会変革に向けた新たな価値創造が明記される方向で議論が進められている。また、知識や価値の創造プロセスが大きく変貌し、とりわけIoT・ビッグデータ・AIなどネットワーク化やサイバー空間利用の飛躍的発展により生み出される知識やアイデアが、組織や国の競争力を大きく左右する時代であると強調されている。例えば、製造業の世界では、ドイツの「インダストリー4.0」、米国の「先進製造パートナーシップ」「Industry Internet」、中国の「中国製造2025」など、産業構造を大きく変化させるコンセプトが展開されており、特に日本と同じように製造業に強みをもつドイツのデジタル化政策は注視すべき動向と捉えられている。
     日本の製造業においては、構造変化への準備が始められたばかりであるが、このような産業構造を大きく変化させるコンセプトがもたらす可能性や影響の及ぶ範囲を矮小化して捉えようとする傾向があるようにも見受けられ、「世界から取り残されるのでは?」という懸念も出てきている。そこで、ドイツの「インダストリー4.0」のコンセプトを再考するとともに、このような国内反応の要因についても議論する。

    ※インダストリー4.0とは:ドイツが推進する第4次産業革命に向けた製造技術自体のサービス事業化構想。ドイツ工学アカデミーの提案によるもので、急速なグローバル化への対応戦略。中長期的には産業構造だけでなく、他の多くの社会システムにも影響を与える可能性があると考えられている。

    参加申込先

    参加を希望される方は、件名に「12/18セミナー参加希望」と記載の上、氏名・所属を以下の参加申込先(e-mail)にメールにてお申し込みください。なお、会場の都合により参加者を調整させていただく場合がありますので、御了承ください。
    ※締切り:2015年12月17日(木)17時

    担当:文部科学省 科学技術・学術政策研究所 総務課
    E-mail宛先:seminar-fellow(at)nistep.go.jp
    ※(at)は@に置き換えてください。
    TEL:03-6733-3122/03-3581-2391

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、研究開発企業へのアンケートを行い、積極的に大型産学連携を実施する企業のマネジメントに関する要素を包括的に調査しました。その結果、大型の産学連携実施企業は、産学連携と社内研究の連動性が高く、寄附講座・共同研究講座の開設や研究員の派遣を積極的に活用していることなどが示されました。

    詳細については、以下のリンクより御覧ください。

  • 要旨
  • 概要
  • 報告書全文
  • ライブラリ:「大型産学連携のマネジメントに係る調査研究」[DISCUSSION PAPER No.127]

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、第10回科学技術予測調査の一環として、社会経済的インパクトが大きいと考えられているうつ病を対象に、科学技術シナリオプランニングに向けた調査を実施しました。その調査の一環として、うつ病に関わる研究開発や社会・経済状況などを広く情報収集・整理する目的で「ライフイノベーション領域における科学技術シナリオプランニングに向けたうつ病に関する研究会」を開催し、同疾患の克服に向けた科学技術イノベーション政策上の課題を検討した結果を取りまとめました。

    詳細については、以下のリンクより御覧ください。

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、このたび「科学技術動向」誌をリニューアルし、科学技術イノベーション政策に資する情報を幅広く掲載する「STI Horizon(エスティーアイ ホライズン)」誌として創刊いたしました。今回は創刊号として、総合科学技術・イノベーション会議の原山優子議員はじめ、各界の著名な先生方へ「STI Horizon」誌発刊に関連してお伺いしたインタビュー記事などを掲載してます。

    詳細については、以下のリンクより御覧ください。
    STIHorizonLogoTop

    (12月3日(木)一部変更)

    文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、「第8回政策研究レビューセミナー」を、以下のとおり開催致しますので、御案内申し上げます。詳細につきましては、本セミナーのチラシを御参照ください。
    ※本セミナーへの多数の参加登録ありがとうございました。本セミナーに関するお問合せは以下のお問合せ先までお願い致します。

    開催概要
    プログラム
        13:30  主催者挨拶
              奈良 人司  科学技術・学術政策研究所長
        13:35  発表1 最近のNISTEPの活動・成果のハイライト
              斎藤 尚樹  総務研究官
        13:45  発表2 書誌情報と統計データの統合によるイノベーションプロセスの解明
              元橋 一之  第1研究グループ 客員総括主任研究官
        14:10  発表3 日本企業の研究活動の変容 -「民間企業の研究活動に関する調査」の経年データより-
              富澤 宏之  第2研究グループ 総括主任研究官
        14:35  発表4 NISTEP定点調査のこれまでとこれから-10年を振り返って-
              伊神 正貫  科学技術・学術基盤調査研究室長

        15:25-15:40(休憩)

        15:40  発表5 博士人材のキャリアパス追跡 -2012年度博士課程修了者コホート追跡調査結果と
        博士人材データベースの現状-
              松澤 孝明  第1調査研究グループ 総括上席研究官
        16:10  発表6 科学技術への関心と信頼
              細坪 護挙  第2調査研究グループ 上席研究官
        16:20  発表7 産学連携と大学発イノベーションの創出
              新村 和久  第3調査研究グループ 上席研究官
        16:40  発表8 科学技術の中長期発展を展望するフォーサイトプログラム
              横尾 淑子  科学技術動向研究センター センター長補佐・上席研究官
        17:40  閉会・総括
              奈良 人司 科学技術・学術政策研究所長

        18:20-情報交換会
        ※情報交換会への参加は、事前登録が必要です。セミナーへの参加申込み時にお申し込み下さい。参加費は、当日セミナーの受付にてお支払いいただきます。
        ※この情報交換会は、科学技術・学術政策研究所OB・OGによる懇親会「ナイスステップな会」を兼ねております。

      お問合せ先

      文部科学省 科学技術・学術政策研究所 企画課(佐藤・米田)
      e-mail:review2015[at]nistep.go.jp([at] を”@”に変更してください)

    2018年2月28日(水)正誤表を追加しました。

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、2012年度に博士課程を修了した者を対象に、「博士人材追跡調査」(JD-Pro:Japan Doctoral Human Resource Profiling)を実施し、大学院博士課程在籍中の教育等の経験、現在の雇用状況や満足度、研究の状況、ライフイベントの状況等を明らかにしました。今後、継続的な追跡調査の実施を目指します。

    詳細につきましては、以下のリンクより御覧ください。

    ライブラリ:「博士人材追跡調査」第1次報告書-2012年度博士課程修了者コホート-[NISTEP REPORT No.165]

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、日本及び主要国の科学技術活動を客観的・定量的データに基づき体系的に分析した「科学技術指標 2015」を取りまとめるとともに、論文部分については「科学研究のベンチマーキング 2015」として、より詳細な分析を実施しています。このたび「科学技術指標2015(英語概要版)」及び「科学技術指標2015と科学研究のベンチマーキング2015スライド集(日本語版、英語版)」を作成いたしました。
    詳細につきましては、以下のリンクより御覧ください。

    科学技術指標2015【英語版(概要版)】

    科学技術指標2015と科学研究のベンチマーキング2015【概要版スライド集】
    日本語版PDF
    英語版PDF

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、産業における研究開発・イノベーションについての分析を行うための基本的情報を収録する「NISTEP企業名辞書」の作成、維持、公開に取り組んでいます。このたび、最新バージョンであるNISTEP企業名辞書(ver.2015.1)を公表します。また、NISTEP企業名辞書とIIPパテントデータベースとの接続テーブルについても最新バージョンへの改訂を行いました。

    詳細については、以下のリンクより御覧ください。

    • NISTEP企業名辞書その他のダウンロードは、こちらからダウンロードできます。

    改訂内容は以下のとおりです。

      NISTEP企業名辞書(Version 2015.1)

      ・従来と同様の単一テーブル型企業名辞書に加えて、リレーショナルデータベース型企業名辞書も作成しました。
      ・IIPパテントデータベース(iipdb20140417)から、特許出願件数(累積100件超)の企業を再評価し、新たに100件超となった企業など企業名辞書に未掲載の企業を追加しました。
      ・iipdb20140417から、特許出願件数伸びを3、5、7年の各期間で評価し、企業名辞書に未掲載の伸びの大きい企業を追加しました。
      ・2014年4月から2015年3月の期間に上場した企業を追加しました。
      ・掲載全企業に関して、名称変更、合併等2015年4月現在の状況を反映し見直しをしました。

      IIPパテントデータベースとの接続テーブル

      ・NISTEP企業名辞書(Ver.2015.1)とiipパテントデータベース(2015年版)とを接続するテーブル可能としました。

    科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、研究開発を実施している我が国機関の基本的情報を収録する「NISTEP大学・公的機関名辞書」の作成、維持、公開に取り組んでいます。このたび、最新バージョンであるNISTEP大学・公的機関名辞書(Version 2015.1)(以下、機関名辞書)を公表します。最新バージョンでは、大学の下部組織に対する情報について充実を図ってます。

    また、機関名辞書の作成、維持の詳細についてまとめた報告書も併せて公表します。本報告書では、大学の下部組織に対する情報を整備する過程で明らかになった最近の大学組織構造の傾向や機関名辞書を用いた機関同定の方法論や結果についても紹介しています。

    詳細については、以下のリンクより御覧ください。

    NISTEP大学・公的機関名辞書(Version 2015.1)
    • 機関名辞書は、こちらからダウンロードできます。
    NISTEP大学・公的機関名辞書の整備とその活用(NISTEP NOTE No. 15)

    ライブラリ:NISTEP大学・公的機関名辞書の整備とその活用-大学下部組織レベルの研究データ分析に向けて-[NISTEP NOTE No. 15]

    科学技術・学術政策研究所では、NISTEP-OECD合同セミナー 『フラスカティ・マニュアル2015』を、以下のとおり開催します。 

    開催概要

    •日時: 2015年10月27日(火) 10:00~11:45(開場:09:40)
    •会場: 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 大会議室(中央合同庁舎第7号館東館16階)
    •言語: 日本語/英語(日英同時通訳付)
    •主催: 文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)
    •共催: 経済協力開発機構(OECD)

    開催趣旨

     OECD(経済協力開発機構)/CSTP(科学技術政策委員会)/NESTI(科学技術指標各国専門家作業部会)では、各国専門家等が参画して、国際比較を可能とするための研究開発・イノベーションの測定のための指針として『フラスカティ・マニュアル』や『オスロ・マニュアル』を取りまとめています。今回13年ぶりに、最近の研究開発に係る課題やユーザーのニーズを踏まえて、研究開発測定のための指針である『フラスカティ・マニュアル』が改訂され、10月に韓国・大田(テジョン)で開催されるCSTP閣僚会合において公表されます。そこで、本セミナーでは、OECD関係者を交えて、新たに発行される『フラスカティ・マニュアル2015』の概要について紹介し、我が国において関係する実務者・専門家との情報共有を図るとともに、国際比較可能な統計・指標の実現に向けた課題等について意見交換を行う予定です。

    プログラム

    NISTEP-OECD合同セミナー『フラスカティ・マニュアル2015』
    ―研究開発統計・指標により政策・戦略に有益な情報を提供するために―

    10:00 オープニング
    司 会:富澤 宏之(科学技術・学術政策研究所 第2研究グループ 総括主任研究官)
    開会挨拶:奈良 人司(科学技術・学術政策研究所 所長)
    来賓挨拶:原山 優子(内閣府総合科学技術・イノベーション会議 議員)

    10:10 『フラスカティ・マニュアル2015』概要説明
    モデレーター:伊地知 寛博(NESTI副議長/科学技術・学術政策研究所客員研究官/成城大学教授)
    プレゼンター:フェルナンド・ガリンド-ルエダ(OECD上級エコノミスト/科学技術指標ユニット長)
    コメンテーター:ジョン・E・ジャンコウスキ(NESTI副議長/米国NSF NCSES研究開発統計プログラムディレクター)

    11:00 ディスカッション
    モデレーター:伊地知 寛博(NESTI副議長/科学技術・学術政策研究所客員研究官/成城大学教授)

    11:45 クロージング
    閉会挨拶:斎藤 尚樹(科学技術・学術政策研究所 総務研究官)

    参加申込先

    参加を希望される方は、件名に「10/27セミナー参加希望」と記載の上、氏名・所属を以下の参加申込先(e-mail)にメールにてお申し込みください。なお、会場の都合により参加者を調整させていただく場合がありますので、御了承ください。※締切り:2015年10月23日(金)18時

    担当:文部科学省 科学技術・学術政策研究所 第2研究グループ(藤原)
    E-mail宛先:seminar-2ken(at)nistep.go.jp
    ※(at)は@に置き換えてください。

    関連イベントのお知らせ

    •OECD科学技術産業スコアボード2015 リリースセミナー
    日時:2015年10月26日(月)10:00-11:00
    場所:政策研究大学院大学 1AB会議室
    詳細:こちらを御覧ください
    参加申込み:登録フォーム(政策研究大学院大学SciREXセンター)

    •GRIPS-OECDワークショップ オープン・セッション「科学技術・イノベーションと社会との関わりをいかに測るか:グローバルな視座による議論」
    日時:2015年10月26日(月)11:30-13:00
    場所:政策研究大学院大学 1AB会議室
    詳細:こちらを御覧ください
    参加申込み:登録フォーム(政策研究大学院大学SciREXセンター)