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科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、これまで実施してきた科学技術予測の調査手法を基に、我が国が目指す2050年カーボンニュートラル実現のために注力すべき基盤的な科学技術トピックと関連する社会トピックを抽出し、専門家へのアンケートとヒアリングによって将来を展望する予測調査を実施しました。

その結果、蓄電池・燃料電池、光触媒・炭素再資源化、マテリアルフローなどの科学技術トピック群は、重要度、国際競争力が共に高いと評価され、いずれも2035年以降の社会的実現が見込まれました。そしてその社会実装においては、中長期にわたる持続的な研究開発と、研究開発段階から社会実装を指向したシステム開発、関連する社会・経済システムの構築、国際展開を見据えた戦略的推進が効果的であるとされました。また、サービス工学とサービスデザインの寄与、政府には省庁間ならびに民間との連携、市民の行動変容の可能性を把握する必要性などが指摘されました。

詳細につきましては以下のリンクより御覧ください。

ライブラリ:2050年カーボンニュートラルに資する基盤的科学技術に関する予測調査[調査資料-338]

文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、次期科学技術予測調査における科学技術のトピック検討に資する基礎情報を随時得るため、専門家ネットワークに対し現在注目される科学技術についてのアンケートを行っています。
今回の調査の結果、注目科学技術は652件、兆し科学技術は183件得られました。今回は特に、人工知能、カーボンニュートラルといったキーワードが多く見られています。
特に人工知能については、生成AIが新たに注目のキーワードとして挙げられるようになりました。
詳細については、報告書及び別添付録をご参照ください。
今後は、これまでに行った過去3回の調査結果を振り返りつつ、引き続き調査設計についても検討します。    
なお本調査は、専門家が注目する科学技術を「注目科学技術」とし、専門家の最新の知見を毎年幅広く収集・蓄積し、得られた結果を精査・分析して公表するものです。

詳細につきましては、以下のリンクよりご覧ください。

ライブラリ:専門家が注目する科学技術に関するアンケート調査(NISTEP注目科学技術2023)[調査資料-336]

科学技術・学術政策研究所では、2055年までを展望する第12回科学技術予測調査を現在実施しています。第12回科学技術予測調査は、ホライズンスキャニング、ビジョニング、デルファイ調査、シナリオ分析により構成され、最終報告書は2025年に刊行予定となります。今回、2022年度に行ったビジョニングの調査結果を取りまとめ、公表いたします。

ビジョニングでは、ワークショップ、市民アンケート調査、ビジョナリー調査などにより、個々人及び社会の価値観を考慮しながら、「ありたい」「望ましい」と想う多様な未来像を共創的・ボトムアップに描きました。特に、20~30年後に30~50歳代となり、社会で主要な役割を果たすことが期待される若者世代の声をできるだけ多く反映するようにいたしました。得られたビジョンを暫定的に24のビジョンにまとめ、さらに6つのビジョンに統合しました。内面の豊かさなど精神性を重視するビジョンが多く、大まかには、個々人の生き方・暮らし方(固定的な属性からの解放、自分らしさの追求、生活の余白・余裕等)、他者とのつながり・関係性(利他主義、深いやさしさ・共感に溢れる等)、社会のかたち・ありかた(多様性・包摂性、地域性・自律性・分散性、資本主義的価値観からの脱却等)、科学技術との向き合い方(人に寄り添い人を幸せにする、身体性・感性・人間性を活かす等)等に関連するビジョンが多く描かれました。また、地域の文化・歴史観・自然観の継承を重視するビジョンも多くありました。

今回の結果は、第12回科学技術予測調査の他の調査結果とも併せて総合的に分析し、未来像に向けた方策を描いていく予定です。

詳細につきましては、以下のリンクよりご覧ください。
http://hdl.handle.net/11035/0002000020

参考:科学技術予測について
science-and-technology-foresight-and-science-and-technology-trends

科学技術・学術政策研究所では、約5年毎に、今後30年間という科学技術の中長期発展を展望する「科学技術予測調査 デルファイ調査」を実施しており、2019年には第11回調査を公表しました。
この度、調査実施から20年程度が経過した第7回調査(2001年)及び第6回調査(1997年)を主な対象として、調査で取り上げたトピック(実現が期待される研究開発課題)の実現状況を評価しました。
その結果、トピックの約7割が実現しており、情報・通信分野及び環境分野の実現割合が高く、保健・医療分野及び宇宙分野の割合が低いことがわかりました。
また、当時予測された実現年が遅くなるにつれ実現割合が低下する傾向が見えたことや、実現済理由としてニーズ主導が大半を占めたことなど、ニーズが実現に大きく関わったことが分かりました。

これらにより、第7回調査及び第6回調査では、中長期的な科学技術発展を一定程度見通したトピック設定がなされたと評価され、また、実現予測年は実現可能性の指標となり得ることが分かりました。ただし、社会に大きな影響を与えたものの調査では取り上げなかった科学技術も存在することには留意が必要です。将来ニーズを見極め、分野による科学技術発展の特徴を踏まえた調査設計を引続きの課題としています。

詳細につきましては、以下のリンクよりご覧ください。
https://nistep.repo.nii.ac.jp/records/2000010

参考:科学技術予測について
science-and-technology-foresight-and-science-and-technology-trends

 本報告書では、人工知能分野及びロボティクス分野の主要な国際会議における各国の動向を把握するために、国別発表件数の推移及び国際共著関係の分析を行いました。
各国の発表件数については、米国が多くの学会で第1位を占めており、中国は、近年、各学会において発表件数が増加していること、一方、日本の発表件数については、多くの国際会議において英仏独等と同様に米中より少ないことが判明しました。
 又、国際共著については、米国を中心とした国際共著関係が各学会において見られ、特に、米国と中国においては多数の国際共著関係にあること、一方、日本は人工知能分野では国際共著関係が少ない傾向にあるが、ロボット分野では比較的多くの国際共著関係が見られることが分かりました。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。

人工知能分野及びロボティクス分野の国際会議における国別発表件数の推移等に関する分析

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、次期科学技術予測調査の基礎情報収集及び政策検討の基礎情報提供のため、専門家ネットワークに対し現在注目される科学技術についてのアンケートを行いました。

アンケートでは延べ533件の回答がありました。また同時に、それらの科学技術の実現に必要な事項や実現した際のインパクト等、様々なコメントが寄せられました。なお本調査は、専門家が注目する科学技術を「注目科学技術」とし、専門家の最新の知見を毎年幅広く収集・蓄積し公表するものです。

詳細につきましては、以下のリンクよりご覧ください。

ライブラリ:専門家が注目する科学技術に関するアンケート調査(NISTEP注目科学技術2022)[調査資料-325]

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、一般市民を対象とした、「未来(2045~55年頃)のビジョンに関するアンケート調査」を実施しております。

日本では、1971年から約5年ごとに科学技術及び科学技術と将来社会との関わりを見通すための「科学技術予測調査」が行われ、1992年からはNISTEPが主体となり調査を実施しております。この調査結果は、国の科学技術政策策定時や、教育現場などで、幅広く参照されています。

今回の「未来(2045~55年頃)のビジョンに関するアンケート調査」は、その一環として実施されるもので、科学技術の専門家・研究者だけではなく、一般市民が描く未来社会のあり方について広くお伺いすることを狙いとしたものです。

本調査で得られた回答は、匿名化処理をしたうえで分析・とりまとめを行い、NISTEPのホームページに報告書を掲載する予定です。

何卒、ご協力をお願い申し上げます。

対象者

一般市民

調査依頼フライヤー

簡易版

詳細版

調査期間

2022年11月11日(金)~2023年1月23日(月曜日)

調査について

本調査は、Webアンケートとして実施しております。
https://nistepexperts.qualtrics.com/jfe/form/SV_72RqvWOF1qBaYZ0

調査実施:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(担当:菊地)
お問い合わせ先:Tel:03-5411-6677 E-mail:ekikuchi@glocom.ac.jp

調査実施主体
文部科学省科学技術・学術政策研究所 科学技術予測・政策基盤調査研究センター 動向分析・予測研究グループ
E-mail: doukou@nistep.go.jp

科学技術・学術政策研究所では、約5年ごとに大規模なフォーサイト「科学技術予測調査」を実施しています。
この度、昨年度に続き、各国・地域でフォーサイトに携わる専門家によるセミナーを3回シリーズで開催します。多様な手法や参加者確保の仕組みなど「どのように」実施するか、不確実な未来を議論するため「何を対象に」実施するかを中心に、注目される最近の取組を紹介いただきます。
皆様の御参加をお待ちしています。

開催概要
  • 日時:2022年12月~2023年2月
  • 内容:各2講演(1講演30分程度+質疑応答) *詳細はプログラムを御覧ください。
  • 方法:オンライン(zoom meetings)
  • 言語:英語・日本語(同時通訳)
  • 定員:80名
  • 参加費:無料
  • 参加登録締切:プログラムを御覧ください
参加登録

視聴には、事前の参加登録が必要です。以下のリンクよりお申し込みください。
登録は、講演会当日の2日前までにお願いいたします。なお定員に達した場合は、それより以前に締め切る場合があります。
 

参加登録へ(日本語ページ)

Registration (English page)


プログラム
●<終了>第1回:12月14日(水)10:00~11:40  【参加登録締切:12月12日(月)正午】
*不確実な未来や破壊的変化を理解することを目的としたカナダPolicy Horizon CanadaのImran Arshad氏、様々なデータを分析・可視化して未来社会を俯瞰した「Atlas of Forecasts」の著者である米国インディアナ大学のKaty Börner氏から、最近の取組について講演いただきます。(講演者CV
講演1 [講演者] Mr. Imran Arshad
Director of communications and outreach, Policy Horizons Canada, Canada
[演題] The value of foresight in decision-making
講演2 [講演者] Prof. Katy Börner
Victor H. Yngve Distinguished Professor of Engineering & Information Science, Indiana University, USA
[演題] Atlas of Forecasts: Predicting and Broadcasting Science, Technology, and Innovation
●<終了>第2回:2023年1月11日(水)15:00~16:40   【参加登録締切:1月11日(水)正午】
*長期にわたる実績を持つ韓国、及び、首相府主導で取り組むシンガポールの専門家から、政策立案との関わりや未来に向けた変化要因の探索など最近の取組について講演いただきます。(講演者CV
講演1 [講演者]Dr. Byeongwon Park
Senior Research Fellow, Science and Technology Policy Institute, Korea
[演題]Challenges of linking foresight to policy : Korean experience
講演2 [講演者]Ms. Jeanette Kwek
Head of the Centre for Strategic Futures and Director of Futures,
Prime Minister’s Office, Singapore
[演題]Driving Forces 2040
●第3回:2023年2月20日(月)16:30~18:30 【参加登録締切:2月16日(木)17:00】
*政府によるフォーサイトの国際的ネットワークを構築しているEU及びOECDの専門家から戦略的フォーサイトの取組について講演いただきます。(講演者CV
講演1 [講演者]Dr. Laurent Bontoux
Senior Foresight for Policy Expert, Joint Research Center, European Commission
[演題] Foresight for Policy in the EU Institutions
講演2 [講演者]Mr. Dexter Docherty
Strategic Foresight Analyst, Office of the Secretary General, OECD
[演題] Strategic Foresight for Future-ready Climate and Digital Strategies
「みんなで創ろう2045/55の社会ビジョン」 ワークショップ②

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、「2045/55年、あなたが実現したい社会は?」をテーマに、
様々な年代・属性・職業の方々と共に、2045〜55年の未来ビジョンを共創するワークショップを開催します。

 

  • 詳細・申込(URL):https://www.ourfutures.net/sessions/4017
  • 開催日時:12/8(木)13:00-17:00
  • 開催方法:ハイブリッド開催 オンライン及びオフライン
    (会場 3331 Arts Chiyoda、東京都千代田区外神田6丁目11-14)
  • 申込〆切:12/5(月)迄
  • 主催:文部科学省科学技術・学術政策研究所
  • 協力:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、株式会社フューチャーセッションズ、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター、株式会社日本総合研究所

 

あなたが人生で探求する問いや価値を見つめ直し、これを対話を通して共有しながら、20-30年後に見える未来を空想し、世界に誇れる日本の未来ビジョンを描きましょう。転送歓迎。

(応募者多数の場合、申込者の年代・地域・属性等のバランスを考慮し、参加者を決定する可能性があります。予めご了承ください。)

※このワークショップは、NISTEPのフォーサイト調査研究(ビジョニング、科学技術予測など)の一環として行うものになります。

皆さまのお越しをお待ちしております。

みんなで創ろう2045/55の社会ビジョン ワークショップ

NISTEPでは、若者世代(15-29歳程度)を対象としたワークショップをサイエンスアゴラ2022(https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/index.html)にて開催いたします。
「2045/55年、あなたが実現したい生き方は?」をテーマに若者が未来ビジョンを描きます。

詳細・申込: https://www.ourfutures.net/sessions/3982
開催日時:11/5(土)13:00-17:00
開催方法:オンライン及びオフライン(サイエンスアゴラ会場)のハイブリッド開催
申込〆切:11/3(木)中 ⇐〆切を再度延長しました。 

このワークショップは、NISTEPのフォーサイト活動(ビジョニング、科学技術予測など)の一環として行うものになります。

この他、11/5(土)及び6(日)に展示ブースを開催いたします(誰でも参加可能)。
 https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/booth/523

皆さまのお越しをお待ちしております。

「欧州におけるサイエンス・コミュニケーションの進展と課題」セミナーシリーズを開催いたします。

AIなど先端技術・新興技術の急速な進展に伴い便益のみならず社会的懸念も一方で高まっています。COVID禍などの世界的危機において明らかになったように、科学の本質や社会への幅広い影響の可能性について伝えるサイエンス・コミュニケーションの重要性はますます高まっています。

今回のセミナーシリーズでは、第1回目に欧州のサイエンス・コミュニケーション研究の第一人者であるMassimiano Bucchi氏(トレント大学)より、’Visible Scientists’や科学への信頼性について触れて頂きながら、欧州における現状と課題を講演頂きます。
第2回目は、イタリアObserva Science in Society(※)代表のGiuseppe Pellegrini 氏より、Observa Science in Societyの活動やサイエンス・コミュニケーション活動をどう評価すべきかについて講演をいただきます。
欧州の経験から日本は何が学べるのか、議論を行いますので、是非奮ってご参加ください。(事前登録が必要になります。)

※Observa Science in Societyは、過去20年間にわたり、市民の科学への信頼に関する世論調査や、科学者のコミュニケーション活動の調査などを行い、科学、技術、社会の相互作用に関する研究と議論の促進や、研究者、政策立案者、市民の間の対話を活性化してきました。

※言語:英語(通訳はありません)

日時

第1回目 2022年10月19日(水) 12:00-13:00 オンライン
講師 Massimiano Bucchi氏(イタリア トレント大学)  ⇐終了


Massimiano Bucchi (Ph.D. Social and Political Science, European University Institute, 1997) is Full Professor of Science and Technology and Society and Communication, Science and Technology at the University of Trento and Director of the International Master programme SCICOMM. He has been visiting professor in Asia, Europe, North America and Oceania. Since 2018, he is director of the Master in Communication of Science and Innovation. He is the author of several books (published in more than twenty countries) and papers in journals such as Nature, Science, PLOS ONE. Among his books in English:
Science and the Media (Routledge, 1998); Science in Society (Routledge, 2004); Beyond Technocracy (Springer, 2009); Handbook of Public Communication of Science and Technology (2 eds. 2008, 2014, with B. Trench, Routledge) and the 4 vols. anthology The Public Communication of Science (Routledge, 2016).
He has been the editor of the international peer reviewed journal Public Understanding of Science (Sage, 2016-2019) and regularly contributes to newspapers and TV programmes.

第2回目 2022年11月7日(月) 16:00-17:00 オンライン
講師 Giuseppe Pellegrini氏(イタリア トレント大学/ Observa Science in Society)

参加申込URL:
https://zoom.us/meeting/register/tJEpc-mrpjsvHtV_bad3Ox_Gc2wCrtiDZhw4
※諸事情により当初案内の11/8より日程が変更となっておりますので、ご注意お願いいたします。

Giuseppe Pellegrini (Ph.D., Sociology 2004) teaches Innovation, Technology and Society at the University of Trento. His main research interests are related to the study of science, technology and society issues. In this area of investigation, a specific attention he devoted to public engagement and public communication. His methodological skills are both qualitative and quantitative.
He leads the Italian research team of the European project CONCISE and PERSIST studying the public perception of science and technology. He is the president of Observa Science in Society and members of the Public Communication on Science and Technology network.

問合せ等

科学技術・学術政策研究所科学技術予測・政策基盤調査研究センター
動向分析・予測研究グループ(doukou@nistep.go.jp)
主任研究官 岡村麻子(a-okamura@nistep.go.jp)

科学技術・学術政策研究所では、約5年ごとに大規模なフォーサイト「科学技術予測調査」を実施しています。
この度、フォーサイトに携わる専門家によるセミナーを3回シリーズで開催いたします。各国・地域のフォーサイト最新情報や新型コロナ感染症パンデミックによるフォーサイトの役割変化などについてお話いただきます。
皆様の御参加をお待ちしています。

開催概要(第3回)
  • 日時:2022年1月20日(木)16:30~18:30
  • 内容:2講演(1講演30分程度) *詳細は、下のプログラムを御覧ください、
  • 方法:オンライン(zoom meetings)
  • 言語:英語・日本語(同時通訳)
  • 定員:100名
  • 参加費:無料
  • 参加登録締切:2022年1月18日(火)
参加登録

視聴には、事前の参加登録が必要です。以下のリンクよりお申し込みください。
登録は、講演会当日の2日前までにお願いいたします。なお定員に達した場合は、それより以前に締め切る場合があります。
 

参加登録へ(日本語ページ)

Registration (English page)


プログラム
●第3回:1月20日(木)16:30~18:30   参加登録締切:1月18日(火)
*フォーサイトにおける共創(多様なステークホルダーをいかに巻き込むか)と創造性(想像力、インスピレーション、ナラティブ、ストーリー・テリングをいかに活用するか)をテーマとして、欧州における取組についてご紹介いただきます。(講演者CV
講演1 [講演者] Prof. Dr. Kerstin Cuhls
Fraunhofer Institute for Systems and Innovation Research ISI, Germany
[演題] Co-creation in Foresight Processes – different approaches from European Foresight Processes
講演2 [講演者] Ms. Tanja Schindler
Futurist, Germany
[演題] Examples of participatory futures processes to understand and shape the future collaboratively

 
第1回と第2回は終了しました。たくさんのご参加をありがとうございました。

●第1回:12月9日(木)16:00~17:30
*世界最大規模の体制で定量分析にも力を入れるロシア、アフリカのハブを目指すエジプトの専門家から、最近の取組について講演いただきます。(講演者CV
講演1 [講演者] Dr. Alexander Sokolov
Deputy Director, Institute for Statistical Studies and Economics of Knowledge, The National Research University Higher School of Economics, Russia
[演題] Science and Technology Foresight at HSE University: Methodologies and Practices
講演2 [講演者] Dr. Mohamed Ramadan A. Rezk
Director of Egyptian Science, Technology and Innovation Observatory, Academy of Scientific Research and Technology, Egypt
[演題] Egypt beyond Covid-19, The opportunities and challenges
●第2回:12月16日(木)15:00~16:30
*APECやASEANのフォーサイトを主導するタイ、地域のフォーサイトに取り組む中国の専門家から、最近の取組について講演いただきます。(講演者CV
講演1 [講演者] Dr. Surachai Sathitkunarat
Director, APEC Center for Technology Foresight / Assistant to the President, Office of National Higher Education, Science, Research and Innovation Policy Council, Thailand
[演題] Foresight in Thailand
講演2 [講演者] Dr. Zhuang Jun
Associate research fellow and director of Industrial Innovation Research Office, Shanghai Institute for Science of Science, China
[演題] Research and Practices of Technology Foresight in Shanghai

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、次期科学技術予測調査の基礎情報収集及び科学技術動向調査のため、専門家ネットワークに対し現在注目される科学技術についてのアンケートを行いました。

アンケートでは延べ984件の注目科学技術についての回答がありました。また同時に、注目科学技術が前提とする社会像や解決すべき社会課題、経済社会へもたらす便益や懸念、実現にあたって解決が必要な社会・制度的課題、基盤となる人間や社会の在り方等、様々なコメントが寄せられました。なお本調査は、専門家が注目する科学技術を「注目科学技術」とし、専門家の最新の知見を毎年幅広く収集・蓄積し、得られた結果を精査・分析して公表するもので、今回が第1回目の調査となります。

詳細につきましては、以下のリンクよりご覧ください。

ライブラリ:専門家が注目する科学技術に関するアンケート調査(NISTEP注目科学技術2020)[調査資料-315]