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- DOI: https://doi.org/10.15108/stih.c202004
- 公開日: 2020.12.21
- 著者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)
- 雑誌情報: STI Horizon, Vol.6, No.4
- 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)
目次:2020 冬号 (Vol.6 No.4)
所長就任挨拶
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社会の変容と根拠に基づく政策立案
- 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 所長 菱山 豊
はじめに
- STI Horizon 2020冬号発行に当たって
- STI Horizon 誌編集長 赤池 伸一
(科学技術・学術政策研究所 上席フェロー)
- STI Horizon 誌編集長 赤池 伸一
特別インタビュー
- 国立研究開発法人理化学研究所 理事長 松本 紘 氏インタビュー
-変革期に学問の垣根を越えて未来社会の統一的ビジョンを創る-
特定国立研究開発法人である理化学研究所(理研)理事長の松本紘氏に、変革期に社会から求められる研究開発の在り方とそれを牽引するリーダー像についてインタビューを行った。
ナイスステップな研究者から見た変化の新潮流
- 慶應義塾大学 医学部 眼科学教室 篠島 亜里 特任講師インタビュー
-疑問はとことん追求してあきらめない!フランスで実現した宇宙医学の学際的国際共同研究と
宇宙飛行士の眼病発症メカニズムの解明- - 九州大学大学院工学研究院 応用化学部門 准教授/国立研究開発法人 科学技術振興機構
さきがけ研究者 楊井 伸浩氏インタビュー
-自ら厳しい挑戦を課し、自らのサイエンスを追求し、実現させた異分野融合の背景を追う-
「ナイスステップな研究者2019」に選定された篠島亜里氏は、眼科領域の臨床研究に取り組みながら、宇宙医学の分野において、学際的なアプローチにより、長年謎とされてきた宇宙飛行士の眼病発症メカニズムの解明に成功し、世界に大きなインパクトを与えた。
「ナイスステップな研究者2019」に選定された楊井伸浩氏に、分野、言葉の壁を乗り越え、御自身の専門である化学を生かした異分野融合という新たな挑戦の背景、成功の裏側、学生時代、現在の学生指導方針、今後の量子生命科学の道行き等について伺った。
ほらいずん
- デルファイ調査座長に聞く「科学技術の未来」:マテリアル・デバイス・プロセス分野
-材料科学分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に向けて-
東京大学大学院工学系研究科 榎 学 教授インタビュー- 科学技術予測センター 特別研究員 蒲生 秀典
第11回科学技術予測調査デルファイ調査のマテリアル・デバイス・プロセス分野の分科会座長、榎 学 東京大学大学院工学系研究科教授に、本分野の将来展望について伺った。
- デルファイ調査座長に聞く「科学技術の未来」:ICT・アナリティクス・サービス分野
-ICTによる縮小する日本の社会における進化-
東京大学大学院情報学環 越塚 登 学環長・教授インタビュー- 科学技術予測センター 研究員 鎌田 久美、研究官 黒木 優太郎、上席研究官 林 和弘
第11回科学技術予測調査デルファイ調査のICT・アナリティクス・サービス分野の座長、東京大学の越塚登氏に、調査結果も踏まえてICTの未来や役割、可能性について伺った。
- サーキュラーエコノミー社会のためのフォーサイト
-フィンランドとの共同研究成果-- 科学技術予測センター 上席研究官 浦島 邦子、研究官 黒木 優太郎
ビジネスフィンランドとNISTEPは、同じ設問によるアンケートを自国の科学技術関係者を対象に実施し、結果を比較した。未来を見据えた技術の重要性と国際競争力の相関関係結果は、日本とフィンランドでは反対の傾向がみられた。
- 歴代「ナイスステップな研究者」鼎談:東北大学副学長 大隅 典子氏×株式会社ジーンクエスト
代表取締役 高橋 祥子氏×千葉大学大学院医学研究院人工知能(AI)医学教授 川上 英良氏
-新型コロナウイルス感染症で変容する医学・ライフサイエンス分野の展望-- 企画課 係員 福島 光博
科学技術予測センター 上席研究官 重茂 浩美
新型コロナウイルス感染症の影響によって新たな研究手法などの潮流が生まれつつある医学・ライフサイエンス分野の未来について、歴代の「ナイスステップな研究者」から大隅典子氏、高橋祥子氏、川上英良氏に鼎談していただいた。
- 企画課 係員 福島 光博
レポート
- 大学における地域産学連携現況(2019)
- 第2調査研究グループ 上席研究官 荒木 寛幸
地域科学技術指標2019におけるデータから科学技術資源として産学連携に着目し地域における産学連携の状況を3大都市圏(東京圏、中京圏、関西圏)及び地方圏に分類・集計し、分析を行った。
- 新型コロナウイルス感染症による日本の科学技術への影響と科学者・技術者の貢献
-科学技術専門家ネットワークアンケート調査より-- 科学技術予測センター 上席研究官 重茂 浩美、特別研究員 蒲生 秀典
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、2020年6月に専門家アンケート調査を実施し、新型コロナウイルス感染症による日本の科学技術や研究開発現場への影響と、新興感染症対策に資する科学技術を明らかにした。