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日時等

日時:2024年12月19日(木)16:30-18:30
形式:オンライン(webex meeting)
言語:英語 (Q&Aは通訳によるサポートあり)

概要

 NISTEPでは国際STM出版社協会(STM)と共に、オープンアクセス、オープンサイエンスに関する連続セミナーを開催し、10月にはCEOのCaroline Sutton氏による学術情報流通の全体像とAIの関わりについて話題提供と議論を行いました。
 今回のセミナーでは、先の全体像を踏まえ、より具体的なテーマとして倫理と誠実性(Ethics and Integrity)を取り上げます。特に、AIのような新興技術が研究論文の作成、共有、評価の方法をどのように変革しているかという、研究成果公開の進化する状況を探ります。このテーマの核心には、研究活動及びその後の出版のあらゆる段階で、信頼できる研究慣行を維持し、透明性、責任、そして公平性を確保することの重要性があります。スプリンガー・ネイチャー、テイラー&フランシス、STMソリューションの3名の講演者が、AIが出版倫理にもたらす課題と機会について語り、学術的な卓越性(Scholarly Excellence)を守る上で研究の誠実性が果たす重要な役割について論点等を提示し、その後、ディスカッションが行われます。

講演者

Tim Kersjes, Head of Research Integrity Resolutions, Springer Nature
Jason Hu, Director of Research Integrity Engagement, Taylor and Francis
Joris Van Rossum, Program Director, STM Solutions

講演者略歴(外部リンク)

Tim Kersjes, Head of Research Integrity Resolutions, Springer Nature
Jason Hu, Director of Research Integrity Engagement, Taylor and Francis
Joris Van Rossum, Program Director, STM Solutions

講演会の参加申し込み

URL:https://nistep.webex.com/weblink/register/r2b1bbd2729ac3f98e65d353e791ed660

講演内容についてのお問い合わせ

科学技術・学術政策研究所 データ解析政策研究室 (担当:林)
 Tel:03-5253-4111(内線 7400)
 Eメール:d-unit[at]nistep.go.jp

参加の申し込み締め切り:12月19日(木)16:00

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2024秋号(Vol.10 No.3)を公表しました。
文部科学大臣科学技術顧問・量子科学技術研究開発機構理事長 小安 重夫 氏への特別インタビュー、講演会「近未来への招待状~ナイスステップな研究者2023 からのメッセージ~」第1 回、ノーベル賞受賞者の主要研究、年齢等に関する分析、人文系研究機関の最新動向など、科学技術・イノベーション政策に資する情報を幅広く掲載しています。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
STIHorizonLogoTop

研究活動のデジタルトランスフォーメーション(DX)やオープンサイエンスに関連して、オープンアクセスやオープンデータなど、「研究の在り方」も変わりつつあります。こうした「研究の在り方」が、どのように、どの程度変わっているかを把握することもSTI政策立案の基礎的資料として重要です。

本調査研究では、学術活動の中でのオープンデータ(オープンソースを含む)の利用状況を調査した既存調査を更新し、2023年までの状況を調査しました。また、既存調査で取り上げていた物理・情報系のプレプリントサーバarXivに加えて、生物系のbioRxiv、医学系のmedRxivも加えて調査を行いました。

結果、Zenodoやfigshareなどのオープンデータ言及は増加傾向にはありますが、絶対数は依然として少ないこと、オープンソース利用の代理変数であるgithubの言及はarXivでは2割超でDOIの記載のある原稿数を越えている様子が改めて確認できました。
また、bioRxivでもgithub言及原稿が2割程度、medRxivでも1.5割程度観測され、非情報系分野でもソースコードの利用が進んでいる状況が確認できました。

詳細につきましては以下のリンクより御覧ください。

ライブラリ:研究活動におけるオープンソース・データの利用に関する簡易調査2024[調査資料-342]

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2024秋号(Vol.10 No.3)の一部をweb先行公開(9月10日)しました。今回は以下の記事を掲載しています。

ほらいずん
・ノーベル賞受賞者の主要研究、年齢等に関する分析

・ノーベル賞受賞における主要研究の被引用数に関する分析

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
STIHorizonLogoTop

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2024秋号(Vol.10 No.3)の一部をweb先行公開(8月26日)しました。今回は以下の記事を掲載しています。

レポート
・既存企業とベンチャー企業を取り巻くイノベーション・エコシステムの状況
 -「民間企業の研究活動に関する調査2023」を用いた分析-

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2024夏号(Vol.10 No.2)を公表しました。
東京大学理事・副学長 藤垣 裕子 教授への特別インタビュー、科学技術への顕著な貢献 2023(ナイスステップな研究者)の選定など、科学技術・イノベーション政策に資する情報を幅広く掲載しています。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2024夏号(Vol.10 No.2)の一部をweb先行公開(5月27日)しました。今回は以下の記事を掲載しています。

ナイスステップな研究者から見た変化の新潮流
・科学技術への顕著な貢献 2023(ナイスステップな研究者)の選定

ほらいずん
・研究データのオープンアクセスに関する利用実態把握の試み

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2024春号(Vol.10 No.1)を公表しました。
株式会社みずほフィナンシャルグループ 特別顧問 佐藤 康博 氏の時別インタビュー、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院人文学研究科 人文学専攻 歴史文化(考古学)准教授 中川 朋美 氏インタビュー、芝浦工業大学 工学部 機械機能工学科 准教授 吉田 慎哉 氏インタビューなど、科学技術・イノベーション政策に資する情報を幅広く掲載しています。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、日本の研究者によるデータと論文の公開状況や認識を明らかにするために2016,2018,2020年に引き続き、2022年10-11月に科学技術専門家ネットワークを活用したウェブアンケート調査を実施しました。(有効回答1,237名(回答率73.9%))
 
その結果、公開データの入手経験は71.0%(823名)が有しており(2020年から1.3ポイント増加)、主な入手先は論文の補足資料(64.2%)、学術機関のリポジトリ(60.1%)、個人や研究室のウェブサイト(52.6%)でした。入手経験をもつ回答者のうち62.9%(518名)は入手に関して問題があると認識しており、主な問題はデータごとにフォーマットが異なること(44.8%)や、利用条件がよくわからないこと(42.1%)でした。
その他、助成機関等が要求しているデータマネジメントプラン(DMP)の作成経験や、研究データ公開に関する認識(インセンティブ、資源、図書館等へ依頼したい内容)などを伺った結果を掲載しています。

報告書の詳細については、以下のリンクより御覧ください。

ライブラリ https://doi.org/10.15108/rm335

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2023冬号(Vol.9 No.4)を公開しました。
東北大学総長 大野 英男 氏インタビュー、Nature Architects 株式会社 代表取締役CEO 大嶋 泰介 氏インタビュー、東北大学 未踏スケールデータアナリティクスセンター 教授 Tokyo Artisan Intelligence 株式会社(大学発ベンチャー)代表取締役社長 中原 啓貴 氏インタビュー、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 東京リサーチ リサーチディレクター 一般社団法人 NeuroPiano 代表理事 古屋 晋一 氏インタビューなど、科学技術・イノベーション政策に資する情報を幅広く掲載しています。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2023秋号(Vol.9 No.3)を公開しました。
東京大学大学院理学系研究科 教授 菅 裕明 氏インタビュー、国立研究開発法人 防災科学技術研究所 主任研究員 久保田 達矢 氏インタビュー、東京農工大学 グローバルイノベーション研究院テニュアトラック 准教授 津川 裕司 氏インタビューを幅広く掲載しています。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、STI Horizon 2023夏号(Vol.9 No.2)を公開しました。
東京農工大学 学長 千葉一裕 氏インタビュー、東北大学 流体科学研究所 准教授 鈴木杏奈 氏インタビュー、東京大学 生産技術研究所 講師 杉原加織 氏インタビューなど幅広く掲載しています。

詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は日本の研究者による論文とプレプリントの入手や公開の状況、および認識を明らかにするために、オンライン調査を実施し、現在研究活動を行っている1,104名の回答を分析しました。
 
 その結果、研究に必要な論文を十分に入手できている研究者は42.0%であることなどが分かりました。論文のオープンアクセス(OA)経験は83.3%が有しており、プレプリントの入手経験は67.3%(+15.2ポイント)、公開経験は29.5%(+9.1ポイント)であり、いずれも増加していることなどが分かりました。

報告書の詳細については、以下のリンクより御覧ください。

ライブラリ https://doi.org/10.15108/rm327