NISTEP 塩満典子上席フェロー講演「科学技術・イノベーション分野における男女共同参画・ダイバーシティ推進政策の歴史と多様性向上の意義」(3/28(月)開催)

2022年3月16日(水)

このページでは、3/28(月)に開催されました、塩満典子上席フェロー退職に際してのライブ講演に使用された資料と動画、および概要をアーカイブとして公開しております。

NISTEP:塩満典子上席フェロー講演
「科学技術・イノベーション分野における男女共同参画・ダイバーシティ推進政策の歴史と多様性向上の意義」

資料と動画
概要
講演者 塩満典子(NISTEP上席フェロー)
講演者略歴 1984年東京大学理学部卒、科学技術庁入庁。以後、ライフサイエンス、原子力、宇宙航空、男女共同参画行政等に携わる。1990年ハーバード・ケネディ行政大学院公共政策学修士(人事院留学)。放射線医学総合研究所企画室総括研究企画官、文部科学省研究開発局宇宙政策課調査国際室長、奈良先端科学技術大学院大学教授、内閣府男女共同参画局参事官・調査課長、お茶の水女子大学教授・学長特別補佐、科学技術振興機構(JST)科学技術振興調整費業務室長・科学技術システム改革推進室長、宇宙航空研究開発機構(JAXA)調査国際部参事・男女共同参画推進室長、理化学研究所仁科加速器研究推進室長・ダイバーシティ推進室長代理、JAXA航空技術部門事業推進部次長等を経て2021年4月より現職。中部大学客員教授。

日本原子力学会ダイバーシティ推進委員会委員。50代から在宅介護10年。

著書:『研究資金獲得法』(丸善、2008年)、『科研費採択に向けた効果的なアプローチ』(学文社、2016年)、『研究資金獲得法の最前線』(学文社、2019年)。

講演 科学技術・イノベーション分野における男女共同参画・ダイバーシティ推進政策の歴史と多様性向上の意義
講演概要 我が国の女性研究者の比率は国際的に見て極めて低く、2021年3月末現在、17.5%である(総務省統計)。平成(18(2006)年度に初めて、その状況改善に向けた施策が予算化されてから15年が経過したが、理工系では女性研究者比率が1割に満たない分野も多く存在する。また、上位職階では更にその比率は減じる。

本講演では、科学技術・イノベーション分野の男女共同参画・ダイバーシティ推進について、研究者ジェンダー統計に基づくEBPM のプロセスと「男女共同参画基本計画」及び「科学技術基本計画」に基づく施策の歴史を振り返り、今後を展望する。

また、2021年3月に閣議決定された「第6期科学技術・イノベーション基本計画」で初出した「総合知」と「ジェンダード・イノベーション」を概観する。なお、講演資料は、2022年3月22日発行予定のNISTEP季刊誌STI Horizon 2022春号で詳説している。

URL:https://www.nistep.go.jp/activities/sti-horizon%E8%AA%8C/sti-horizon

日 時 2022年3月28日(月)12:15〜13:00(終了)
開催方法 開催方法:オンライン(webex)開催
主 催 文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)
言 語 日本語