文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、研究・イノベーション学会「科学技術イノベーション政策の社会的インパクト評価 研究懇談会」との共催による勉強会を下記のとおり開催いたします。
概要・参加方法 等
概要
件 名: | 第2回「産学官連携のリスクマネジメントについて」 (科学技術イノベーション政策の社会的インパクト評価 研究懇談会) |
日 時: | 2019年10月30日(水)15:30〜17:45 |
場 所: | 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)会議室(16B) 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-2 中央合同庁舎第7号館東館16階 |
主 催: | 研究・イノベーション学会 科学技術イノベーション政策の社会的インパクト評価 研究懇談会 |
共 催: | 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 (NISTEP) |
言 語: | 日本語 |
参加登録
参加を希望する方は、10月29日(火)18:00までに以下の登録フォームからお申込みください。
登録フォーム:
上記の登録フォームにアクセスできない場合、下記情報を記載の上、後述の問合せ先まで、メールにてご連絡ください。
- 御名前
- 御所属
- 研究・イノベーション学会の会員登録の有無
- メーリングリストへの登録希望の有無
開催趣旨
科学技術の推進において、科学技術が与える社会的インパクトを適切に評価して可視化することが重要である一方、高い評価を指向することで公正な研究が損なわれるリスクも存在します。
これらのリスクマネジメントは大学・研究機関の組織単位で取り組まれますが、近年の産業界のオープンイノベーションへの取り組み活性化、大学発ベンチャー推進施策による国立大学による出資制限の緩和により、
産業界との連携機会が増加しているなど、大学・研究機関での事務負担が増しています。
加えて、リスクマネジメントに関わる法令順守・利益相反・技術流出などは専門性の高い分野であり、大学等における任期制での担当変更等に馴染みにくい分野であることが、上記のような外部環境変化への柔軟な対応を困難にする要因にもつながっています。
これらの課題意識を踏まえ、最新の取り組み事例の共有や新規技術導入による改善の余地など、様々な立場の方が集まって議論できる場を設けたいと考え、本勉強会を開催いたします。
話題提供いただける方は、それぞれ御専門の異なる方々ですので、御参加いただける方々もそれぞれのお立場での率直な感想や質問などを自由に御発言いただけると幸いです。
プログラム
〇 趣旨説明 | |
・15:30~ | 懇談会について
新村 和久 (科学技術イノベーション政策の社会的インパクト評価 研究懇談会代表/NISTEP第2調査研究グループ 客員研究官) |
◇ 話題提供 | |
・15:35~ | 東京大学の研究のリスクマネジメントと米国の最新事情
明谷 早映子 (東京大学 大学院医学系研究科 利益相反アドバイザリー室 室長,博士(理学),弁護士) |
・15:55~ | 大学におけるリスクマネジメント体制構築支援の事例紹介(仮)
大熊 俊也 (EY新日本有限責任監査法人 第4事業部 パブリックアフェアーズグループ マネージャー) |
・16:15~ | AIによる契約書レビューの導入事例紹介(仮)
吹野 加奈 (株式会社LegalForce 法務開発 マネジャー,弁護士) |
・16:35~ | 大学発ベンチャー支援側からのリスクマネジメントの取り組み(仮)
元島 勇太 (ANRI株式会社) |
◇ Break Time | |
・16:55~ | ─────── 休憩 ─────── |
◇ パネルディスカッション | |
・17:00~ | パネルディスカッション
ファシリテーター:犬塚 隆志 (一般社団法人日本薬理評価機構 研究統括) |
〇 閉会挨拶 | |
・17:40~17:45 | 閉会挨拶
磯谷 桂介 (文部科学省 科学技術・学術政策研究所 所長) |
内容についてのお問合せ先
科学技術イノベーション政策の社会的インパクト評価 研究懇談会
登録フォーム(https://forms.gle/TfdbYWGjoTJfDeNy5)中のご質問欄へお寄せください。
上記フォームが使えない場合に限り、
科学技術・学術政策研究所 第2調査研究グループ セミナー担当
(seminarー2pg(at)nistep.go.jp)※へ、お寄せください。
※ (at) は @ に置き換えて下さい。
研究懇談会について
*研究・イノベーション学会 科学技術イノベーション政策の社会的インパクト評価
研究懇談会(2019年1月設立)https://www.facebook.com/social.impact.assessment
科学技術の研究開発投資に関して、学術的貢献、経済性に加え、SDGsなど社会課題の解決という観点からの社会的インパクトについての評価の方法論について、様々なセクターの方が議論する場を作ることを目的として、各種研究会や講演を開催していきます。
https://www.nistep.go.jp/archives/40052