NISTEP講演会「ブロックチェイン技術の現状と経済社会へのインパクト」(3月23日)の開催について

2016年3月17日(木)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、以下のとおり講演会を開催します。

開催概要

•日時: 2016年3月23日(水) 16:00~17:30(開場:15:40)
•会場: 科学技術・学術政策研究所 大会議室16B(中央合同庁舎第7号館東館16階  地図
•言語: 日本語
•定員: 約70名
•主催: 文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)

演題

NISTEP講演会「ブロックチェイン技術の現状と経済社会へのインパクト」

講演者

松尾真一郎 MagicCube Inc. /CELLOS Consortium/ LEDGER誌エディタ
MagicCube Inc. チーフセキュリティサイエンティスト、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了(工学博士)、NTTデータ通信(株)技術開発本部、(独)情報通信研究機構ネットワークセキュリティ研究所セキュリティアーキテクチャ研究室室長を経て、現職。米国西海岸で上記の動向調査を行うほか、暗号プロトコル評価技術コンソーシアムであるCELLOS Consortium の技術検討WG主査、ブロックチェイン専門ジャーナルLEDGER誌のエディタも務める。

開催趣旨

 ブロックチェイン(Blockchain)技術は、発行体が存在しない仮想通貨の流通に応用できる技術として提案され、主に経済や金融の領域で注目されてきた。日本でも仮想通貨を貨幣と認定するかどうか検討され、その注目度は増している。
 一方、ブロックチェイン技術の検討が進むにつれて、同技術は、仮想通貨だけではなく、より広い範囲で適用しうる可能性のある基本的な情報技術と考えられるようになり、様々な新ビジネスのアイデアには多くの投資が集まるようになっている。次第に研究論文も増加し、ブロックチェイン専門のオンラインジャーナルも誕生した。
 今回の講演会では、このような技術の標準化に長らく関わってこられた松尾真一郎氏にブロックチェイン技術や仮想通貨の動向を分かりやすくお話しいただくとともに、海外で提案されている新ビジネスモデルの例を御紹介いただく。合わせて、この技術の発展過程において生じる技術的な懸念や、それらに対してアカデミアがどのように関わる必要があるのかを御議論いただく。

参加申込先

参加を希望される方は、件名に「3/23セミナー参加希望」と記載の上、氏名・所属を以下の参加申込先(e-mail)にメールにてお申し込みください。なお、会場の都合により参加者を調整させていただく場合がありますので、御了承ください。
※締切り:2016年3月22日(火)17時

担当:文部科学省 科学技術・学術政策研究所 総務課
E-mail宛先:seminar-fellow(at)nistep.go.jp
※(at)は@に置き換えてください。