- 著者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)
- 雑誌情報: STI Horizon, Vol.11, No.4
- 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)
2025冬号(Vol.11 No.4)Web先行公開
ほらいずん
- 研究の場、教育の場としての研究室
-研究室パネル調査による類型化と日本型研究室モデルへの示唆 (公開日:2025.11.25) - 科学技術予測・政策基盤調査研究センター長 伊神 正貫
研究室パネル調査に基づき、学部・修士課程学生、博士課程学生、ポスドクの所属状況で研究室を分類した。日本の研究室は学部・修士課程学生の参画が大きな特徴で、86% に学部・修士課程学生が所属する。他方で、博士やポスドクを含む研究室は44% であり、大型資金獲得や国際ネットワーク形成に強みを示した。
レポート
- 地域イノベーションの現状と課題
-九州沖縄地域でのヒアリング調査から見えてきたもの(2)- (公開日:2025.11.25) - 第2 調査研究グループ 総括上席研究官 藤田 健一、上席研究官 松本 泰彦
大学発ベンチャーやスタートアップの創出はされるものの、それらの事業継続は必ずしも容易ではなく、対策が求められる。また、特許や知財については、各大学において限られた予算の中で出願・維持がなされており、厳しい状況に置かれている。
- 人工知能分野における国・地域別の発表概況(2025)
-国際会議及びOpenAlex に基づく分析- (公開日:2025.11.25) - データ解析政策研究室 主任研究官 小柴 等
人工知能等に関する国際会議を対象に、2015 年から10 年の国・地域の発表数推移等を分析した。また研究成果データベースを用いて共著関係も分析した。結果、多くの会議において発表数自体が増加しており、中国の寄与が大きいこと等が明らかになった。


