STI Hz Vol.10, No.3, Part.5:STI Horizon 2024 秋号発行に当たってSTI Horizon

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  • DOI: https://doi.org/10.15108/stih.00377
  • 公開日: 2024.09.25
  • 著者: 赤池 伸一
  • 雑誌情報: STI Horizon, Vol.10, No.3
  • 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)

STI Horizon 2024 秋号発行に当たって

STI Horizon誌編集長 赤池 伸一
(科学技術・学術政策研究所 上席フェロー)

STI Horizon 2024 秋号をお届けします。日本の研究開発は、大学、公的研究開発機関、企業等の様々な主体が行っており、相互に関係を持ちながらイノベーションにつながっています。

本号では、特別インタビューとして、文部科学大臣科学技術顧問及び量子科学技術研究開発機構(QST)理事長を務める小安 重夫 氏にお話を伺いました。また、科学技術への顕著な貢献2023(ナイスステップな研究者)として、ノースカロライナ大学グリーンズボロ校 アシスタントプロフェッサー 照井 慧 氏、クイーンズランド大学環境学部上級講師・クイーンズランド大学生物多様性・保全科学センター副所長 天野 達也 氏及び千葉大学大学院園芸学研究院准教授 深野 祐也 氏の講演の概要を報告いたします。

社会や科学技術の新たな「兆し」を報告する「ほらいずん」では、データ解析政策研究室 リサーチアシスタント 川崎 正貴、同客員研究官 原 泰史及び上席フェロー 赤池 伸一より、「ノーベル賞受賞者の主要研究、年齢等に関する分析」、データ解析政策研究室客員研究官 原 泰史、同リサーチアシスタント 川崎 正貴及び上席フェロー 赤池 伸一より、「ノーベル賞受賞における主要研究の被引用数に関する分析」をお届けします。また、科学技術予測・政策基盤調査研究センター客員研究官 大場 豪より、「人文系研究機関の最新動向 -人間文化研究機構を中心に-」として報告します。

弊所の研究成果等を紹介するレポートとして、データ解析政策研究室客員研究官 池内 有為、同客員研究官 南山 泰之及び室長 林 和弘より「日本の研究機関における研究データ管理(RDM)の実践状況2022 -経年変化と課題-」、第2研究グループ主任研究官 佐々木 達郎より「既存企業とベンチャー企業を取り巻くイノベーション・エコシステムの状況 -「民間企業の研究活動に関する調査2023」を用いた分析-」、第2調査研究グループ上席研究官 荒木 寛幸、同客員研究官 伊藤 伸及び同上席研究官 松本 泰彦より「大学における地域産学連携現況(2021)」、並びに、第1調査研究グループ上席研究官 川村 真理より「ポストドクターのキャリアと課題 -全国調査から読み解く日本のポスドクの現状-」を報告します。

本誌 STI Horizonの各記事が読者の皆様にお役に立てれば幸いです。また、お近くの方々や、SNS等Webメディアへの御紹介もよろしくお願いいたします。