STI Hz Vol.11, No.1, Part.1:STI Horizon 2025 春号発行に当たってSTI Horizon

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  • DOI: https://doi.org/10.15108/stih.00392
  • 公開日: 2025.03.21
  • 著者: 赤池 伸一
  • 雑誌情報: STI Horizon, Vol.11, No.1
  • 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)

STI Horizon 2025 春号発行に当たって

STI Horizon誌編集長 赤池 伸一
(科学技術・学術政策研究所 上席フェロー)

STI Horizon 2025 春号をお届けします。米国ではトランプ大統領の新体制が発足するなど国際環境も大きく変化しています。また、総合科学技術・イノベーション会議では基本計画専門調査会が設置され、次期科学技術・イノベーション基本計画に関する検討も本格化してきました。

本号では、特別インタビューとして、国立研究開発法人 科学技術振興機構 研究開発戦略センター長 川合 眞紀氏にお話を伺いました。また、科学技術への顕著な貢献 2023(ナイスステップな研究者)として、オムロンサイニックエックス株式会社 Vice President for Research 牛久 祥孝氏、京都大学 人と社会の未来研究院 教授 熊谷 誠慈氏、Sakana AI 株式会社 Research Scientist 秋葉 拓哉氏の講演の概要を報告いたします。

社会や科学技術の新たな「兆し」を報告する「ほらいずん」では、企画課 国際客員研究官 市岡 利康より「EU における研究イノベーション政策・プログラム-その変遷と動向-」、及び、データ解析政策研究室長 林 和弘より「オーストラリアの研究データ基盤整備とARDC の役割からみた日本への示唆」について報告します。

弊所の研究成果等を紹介するレポートとして、第2調査研究グループ 上席研究官 荒木 寛幸、第1調査研究グループ 上席研究官 伊藤 伸及び第2調査研究グループ 上席研究官 松本 泰彦より「大学における地域産学連携現況(2022)」、科学技術予測・政策基盤調査研究センター 上席研究官 黒木 優太郎より「第12 回科学技術予測調査(ホライズン・スキャニング) 政策文書に見る未来-「政策文書等の未来に関する記述の調査」より-」、及び、同センター 主任研究官 岡村 麻子及びリサーチアシスタント 山田 光花莉より「第12回科学技術予測調査(ビジョニング)-市民アンケート調査から多様な未来観を探る-」を報告します。

本誌 STI Horizonの各記事が読者の皆様にお役に立てれば幸いです。また、お近くの方々や、SNS等Webメディアへの御紹介もよろしくお願いいたします。