講演会「未来洞察のための思考法 ~スキャニング・シナリオプランニングを中心に~」(8月9日)開催の御案内

2016年8月3日(水)

科学技術・学術政策研究所による科学技術予測方法論に関する講演会(フォーサイト・セミナー)を、下記のとおり開催いたします。
聴講を希望される方は、御所属・お名前を参加申込みメールにてお知らせください。

                   記

演題:「未来洞察のための思考法 ~スキャニング・シナリオプランニングを中心に~」
講師:鷲田 祐一(一橋大学商学研究科・教授)
日時:2016 年8 月9 日(火) 14 時00 分~15 時30 分 (受付開始13 時30 分)
場所:文部科学省 科学技術・学術政策研究所会議室(16B)
   (東京都千代田区霞ヶ関3-2-2 中央合同庁舎第7 号館東館 16 階)

講演会趣旨
 経済活動のグローバル化や科学技術の進展が加速する中、将来の社会変化の方向性について不確実性が高まってきている。未来の不確実性を考慮しながら、その姿を洞察するための手法として、スキャニングやシナリオプランニングが知られており、これまで世界各国で多くの事例で用いられてきた。
 不確実性が増す近年の社会環境の中、これら未来洞察方法論の政策研究上の重要性は増してきている。そこで、本講演会では冒頭で科学技術・学術政策研究所が実施した「第10 回科学技術予測調査」の概要について紹介の後、本年5 月に「未来洞察のための思考法」(勁草書房, 2016)を上梓された一橋大学・鷲田教授から、未来洞察のための方法論や、その幾つかの具体的事例について紹介していただきます。

講師略歴
1991年一橋大学商学部を卒業。(株)博報堂に入社し、生活研究所、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。2003年にマサチューセッツ工科大学に研究留学。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程を修了(学術博士)。2011年一橋大学大学院商学研究科准教授。2015年より現職

講演会の参加申込み:
科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター
Tel:03-3581-0605
E-mail:seminar-stfc-b@nistep.go.jp
申込み締切り: 8 月 8 日(月) 12:00