「工場立地と民間・公的R&Dスピルオーバー効果:技術的・地理的・関係的近接性を通じたスピルオーバーの生産性効果の分析」[DISCUSSION PAPER No.93]の結果公表について

2013年6月10日(月)

当研究所では、1987-2007年の日本の製造業のデータを用いて、研究開発(R&D)ストックが工場の生産性に与える効果の分析を行いました。本研究の特徴は、企業のR&Dが自身の工場の生産性に与える効果のみならず、他社のR&Dからの受ける効果、さらには大学等公的研究機関のR&Dが民間企業の工場の生産性を高める効果(R&Dスピルオーバー効果)にも注目していることです。さらに、このような企業間及び公的R&Dスピルオーバーがどのような経路を通じて起きるのかについても、技術的近接性・地理的近接性・関係的近接性(取引関係・資本関係)の3つの近接性の概念を用いて検証しました。

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