2026年3月19日(木)
本研究では、日本のスターサイエンティスト(Highly Cited Researcher)がイノベーション活動にどのように関与しているかについて、学術論文と特許データを個人レベルで接続したデータを用いて分析しました。
分析の結果、スターサイエンティストは、特許件数や特許の質(被引用数)の面でも高い成果を示し、大学発ベンチャー特許や企業との共著論文にも積極的に関与していることが明らかになりました。一方で、産学連携特許や大学から企業への人材移動とは有意な相関関係はみられませんでした。分野別にみると、医学・生物学分野では質の高い発明に対する関与が、材料・計算科学分野では大学発ベンチャー特許への関与が顕著でした。
これらの結果は、研究者の学術的卓越性がイノベーション活動を通じて経済的・社会的価値の創出につながることを示唆しています。
詳細につきましては、以下のリンクより御覧ください。
ライブラリ:スターサイエンティストのイノベーション活動への直接的関与 ―日本における著者・発明者識別データを用いた実証分析―[DISCUSSION PAPER No.249]
