「粗悪な学術誌・学術集会を拡げないために」を公開しました(6/13)

2023年6月13日(火)

NISTEPではこの度,国際的な学術団体である InterAcademy Partnership (IAP) が著した,粗悪な学術誌(Predatory Journal)や学術集会に関する提言「Combatting Predatory Academic Journals and Conferences」 (https://www.interacademies.org/project/predatorypublishing) を和訳し,「粗悪な学術誌・学術集会を拡げないために」として公開しました。
近年,ハゲタカジャーナル,ハゲタカ学会とも呼ばれる粗悪な学術誌や学術集会に関する指摘が広がっています。
関連して,IAPは粗悪な学術誌や学術集会の増加を抑制する実践的で効果的な介入策を特定するため,「粗悪な学術誌・学術集会を拡げないために」というプロジェクトを2020年に開始しました。
今回翻訳した文書は2年間の研究成果を通じた提言の概要にあたるもので,すでに6カ国語に翻訳(スペイン語、フランス語、中国語、ロシア語、アラビア語、ポルトガル語)されています。

翻訳本体は以下よりご覧ください。
https://doi.org/10.15108/IAP_CPAJC2023JP

ライブラリへの反映は2023年7月上旬となります。

また,原文(英語)については以下よりご確認いただけます。
https://www.interacademies.org/project/predatorypublishing