「NSFデータを用いた研究課題動向分析の試み」[DISCUSSION PAPER No. 216]の公表について

2022年10月26日(水)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では,
米国における公的研究資金ベースの研究動向を分析するためNSF(全米科学財団)のデータに着目し,研究内容等の変遷を調査しました。

米国における公的研究資金に関わるデータは,NSFの他にも複数の機関で公開されています。
本調査ではそれらのうち主なものを調査して,量や分野網羅性の観点からNSFのデータについて着目し,自然言語処理等の技術を活用して動向の分析を試みました。
また,全般的な動向の分析に加え,人工知能(AI),量子,バイオの3領域についてはより絞り込んだ分析も実施し,米国の政策動向との比較も試みました。

報告書では,さらに科研費(科学研究費助成事業,学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)課題のタイトル・概要を機械翻訳し,NSF課題と混合することで,日米の研究動向比較分析の可能性も検討しています。

詳細につきましては以下のリンクより御覧ください。

ライブラリ https://doi.org/10.15108/dp216