開催概要
- 日時:2022年7月22日(金)10:00~ 11:45 オンライン開催
- 演題:「オープンサイエンス時代に向けた学術情報環境再構築におけるドイツの国家的一括契約運営組織の事例と日本の展望(仮)」
- 講師:Ralf Schimmer氏 (Max Planck Digital Library)
- 言語:英語(通訳はありません)
講演趣旨
2020年、日本学術会議は「これからの10年は学術情報流通の大変革期に入ると言われており、対応を誤ると世界の潮流からさらに取り残された存在に追い込まれるが、一方ではこの大変革期は周回遅れから挽回する『最後の好機』でもある」と指摘し、国家的な一括契約運営組織の創設を含む提言をとりまとめ公表しました。今回は、ドイツにおける「国家的な一括契約運営組織」の立場で海外大手出版社との電子ジャーナルナショナルコンソーシアム契約の締結に携わってきた豊富な経験を持つRalf Schimmer氏を講師に迎え、今後日本が学術情報流通の大変革時代にどのように対応すべきか、学術情報環境の再構築に向けた道筋について講師を交えて議論していきたいと思います。
講師経歴
Ralf Schimmer氏はMax Planck 研究所に所属する80以上の研究機関のため,Max Planck Digital Libraryにおいて契約交渉戦略を主導しています。また学術コミュニケーションにおけるオープンアクセスを支持し,SCOAP3理事会議長を務めた(2014-2016年)他,Knowledge UnlatchedやFair Open Access Allianceなど多くの国際団体で委員を努め,Open Access 2020 イニシアティブのプロジェクトリーダーでもあります。また現在、ドイツのProjekt DEALによる海外大手出版社との転換契約の交渉、締結に携わっています。
講演会の参加申し込み
下記URLからお申し込みください。
(会場参加の方もこちらにご登録いただき、会場参加の質問に「はい」とお答えください。バックアップ用に接続URLを送付いたします。)
https://zoom.us/meeting/register/tJ0oc-2urDkuGtNK8hqn2I9Suyc9eNBd4IwZ
参加申込締切: 7月20日(水)17:00
講演内容についてのお問い合わせ
科学技術・学術政策研究所 データ解析政策研究室 (担当:林)
Tel:03-3581-2393
E-mail:d-unit@nistep.go.jp