2011年10月13日(木)
日本の科学技術の発展のためには、創造性豊かで国際的なリーダーシップをもつ優れた研究者を育成する必要があります。
本報告書では、科学技術分野の文部科学大臣表彰等における受賞研究の現状を明らかにし、コミュニケーションと科学技術の研究成果とのつながりを分析しました。
その結果、受賞研究におけるアイデアの情報源や大学院時代のトレーニングの重要性を示し、大学の理学工学領域において研究者(特に「研究代表者」)とチームに所属していない研究者とのコミュニケーション回数は、研究成果(外国語論文数と実用化)と関連していることが明らかになりました。