STI Hz Vol.10, No.1, Part.1:(はじめに)STI Horizon 2024 春号発行に当たってSTI Horizon

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  • DOI: https://doi.org/10.15108/stih.00357
  • 公開日: 2024.03.21
  • 著者: 赤池 伸一
  • 雑誌情報: STI Horizon, Vol.10, No.1
  • 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)

STI Horizon 2024 春号発行に当たって

(科学技術・学術政策研究所 上席フェロー)
STI Horizon誌編集長 赤池 伸一

STI Horizon 2024 春号をお届けします。本年は元日より令和6年能登半島地震が発生し、全ての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。

本号では、特別インタビューとして、株式会社みずほフィナンシャルグループ 佐藤 康博 特別顧問・総合科学技術・イノベーション会議 議員にお話を伺いました。また、科学技術への顕著な貢献 2022(ナイスステップな研究者)として、名古屋大学大学院人文学研究科 人文学専攻 歴史文化(考古学)准教授 中川 朋美 氏、及び、芝浦工業大学 工学部 機械機能工学科 准教授 吉田 慎哉 氏にインタビューを行いました。

社会や科学技術の新たな「兆し」を報告する「ほらいずん」では、企画課 客員研究官・国立大学法人徳島大学副学長・OECD/CSTP ビューロー 菱山 豊より、「OECD/CSTP の活動に関する座談会-持続可能な未来に向けた科学技術・イノベーション政策の変革を目指すOECD/CSTP を内部と外部から論じる-」をお届けします。また、科学技術予測・政策基盤調査研究センター 専門職 横尾 淑子及び特別研究員 蒲生 秀典より、「地域ワークショップin 島根 開催報告」、科学技術予測・政策基盤調査研究センター 研究員 鎌田 久美より海外技術情報「コンピュータビジョンとパターン認識に関する国際会議2023 CVPR2023」について、報告いたします。

弊所の研究成果等を紹介するレポートとして、科学技術予測・政策基盤調査研究センター 客員研究官 千葉 宏毅より「研究面からみた大学の強み・特色」を可視化する指標の探索的分析について、データ解析政策研究室 客員研究官 池内 有為及び室長 林 和弘より「日本の研究者によるデータ公開と研究データ管理(RDM)に関する実態調査2022」について報告します。

本誌 STI Horizonの各記事が読者の皆様にお役に立てれば幸いです。また、お近くの方々や、SNS等Webメディアへの御紹介もよろしくお願いいたします。