STI Hz Vol.9, No.4, Part.1:STI Horizon 2023 冬号発行に当たってSTI Horizon

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  • DOI: https://doi.org/10.15108/stih.00348
  • 公開日: 2023.12.20
  • 著者: 赤池 伸一
  • 雑誌情報: STI Horizon, Vol.9, No.4
  • 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)

STI Horizon 2023 冬号発行に当たって

(科学技術・学術政策研究所 上席フェロー)
STI Horizon誌編集長 赤池 伸一

STI Horizon 2023冬号をお届けします。今年の夏は大変な暑さでしたが、急激に気温が低下し、昔の季節感とは大きな違いを感じているところです。

本号では、特別インタビューとして、東北大学総長 大野 英男 氏に、東北大学のビジョン、日本における大学の役割及びオープンサイエンスと日本の存在感についてお話を伺いました。また、科学技術への顕著な貢献 2022(ナイスステップな研究者)として、Nature Architects 株式会社 代表取締役CEO 大嶋 泰介 氏、東北大学 未踏スケールデータアナリティクスセンター 教授 Tokyo Artisan Intelligence 株式会社(大学発ベンチャー)代表取締役社長 中原 啓貴 氏、及び、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 東京リサーチ リサーチディレクター 一般社団法人 NeuroPiano 代表理事 古屋 晋一 氏にインタビューを行いました。

社会や科学技術の新たな「兆し」を報告する「ほらいずん」では、科学技術予測・政策基盤調査研究センター 主任研究官 岡村 麻子より「第12回科学技術予測調査 ビジョニング-個々人の多様な価値観に基づく「ありたい」未来像の共創-」、及び、第2研究グループ 客員研究官 塩谷 景一より「大学と民間企業による研究開発育成を含めた研究開発推進の実態事例-現場の現実に立ち位置を置いた工学系領域の研究開発分野別分析-」を取り上げます。

弊所の研究成果等を紹介するレポートとして、上席研究官 細坪 護挙、客員研究官 加納 圭、総括上席研究官 渡邊 英一郎より「科学技術に関する国民意識調査-人的国際交流について-」、及び、第1研究グループ 客員総括主任研究官 伊地知 寛博より「『全国イノベーション調査 2022年調査統計報告』からの所見-COVID-19対応と環境便益創出のイノベーション実現状況に焦点を置いて-」について報告します。

本誌 STI Horizonの各記事が読者の皆様にお役に立てれば幸いです。また、お近くの方々や、SNS等Webメディアへの御紹介もよろしくお願いいたします。