研究人材・学生・研究費の情報管理に関する調査(調査背景)

文部科学省 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業
データ・情報基盤整備
このページでは「研究人材・学生・研究費の情報管理に関する調査」調査背景の概略を説明します。
調査背景には「政策のための科学」「データ・情報基盤整備」「博士課程修了者の追跡システム・高度人材データベース」が挙げられます。
この調査背景による「研究人材・学生・研究費の情報管理に関する調査」の回答、提出に関しては調査実務をご覧下さい。
このページの目次(ページ内リンク)
[1] 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」について [2] データ情報基盤整備について [3] 博士課程修了者の追跡システム・高度人材データベースについて

[1]科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」について

文部科学省では、平成23年度より「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」推進事業を開始いたしております。
 この事業は下記5つの要素から構成されており、 経済・社会等の状況を多面的な視点から分析・把握したうえで、課題対応等に向けた有効な政策を立案する「客観的根拠に基づく政策形成」の実現を目指しています。

[2]データ・情報基盤整備について

文部科学省 科学技術政策研究所では、「科学技術イノベーション政策における『政策のための科学』」における「政策課題対応型調査研究」および「データ・情報基盤整備」を担当しております。
「データ・情報基盤整備」においては下記4種類のデータ整備を行います。また、公開可能なデータの一般公開、匿名化したデータの研究者への提供を検討していきます。
  1. @公的研究開発システムにおける科学技術知識生産に関するデータ整備
  2. A産業におけるイノベーションに関するデータ整備
  3. B科学技術システムの状況と時系列観測の実施と応用
  4. C博士課程修了者の追跡システム・高度人材データベース構築
データ情報基盤事業の構成

[3]博士課程修了者の追跡システム・高度人材データベースについて

文部科学省および科学技術政策研究所では、博士課程修了者の継続的な情報把握(追跡システム)とそれと補完的な関係にある高度人材データベースの構築を検討しています。
博士課程修了者のデータベース

第1回 博士課程修了者の追跡システム・高度人材データベース構築に関する専門委員会 (委員会資料)

平成23年度における調査委託先である株式会社 日本総合研究所が作成した第一回の委員会(平成23年11月4日開催)資料です。
委員会資料では継続的な情報把握やデータベースに関する手法案に加えて、それを用いた分析案などを書いています。
(委員会資料に書いてあるスケジュールや手法はあくまで案ですので、この資料の案通りに進まない可能性もあります。)