イノベーション人材育成をめぐる現状と課題
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NISTEPブックレット-2 20 Ⅲ.高度専門人材のキャリアパスの多様化 1.ポストドクターの雇用・進路動向 (1)ポストドクター等からの異動・転職者 2009年11月時点でポストドクター等に在籍していた者のうち、約半年後(2010年4月1日時点)に約15%が職種を変更している(【図表31-1】)。転職者のうち半数強は大学教員であり、次いで公的教育機関等の研究開発職となっている(【図表31-2】)。 【図表31-1】ポストドクター等の継続・職種変更の状況内訳 出典:科学技術政策研究所「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査 -大学・公的研究機関への全数調査 (2009年度実績)-」, 調査資料-202, 2011 【図表31-2】ポストドクター等の職種変更後の職業の内訳 出典:科学技術政策研究所「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査 -大学・公的研究機関への全数調査 (2009年度実績)-」, 調査資料-202, 2011 同一機関で同一の状態でポストドクター等を継続9,100人59.8%他の機関・他の研究室・雇用財源でポストドクター等2,122人13.9%大学教員1,239人8.1%ポストドクター等・大学教員以外の研究開発職629人4.1%非研究開発職151人1.0%その他(学生、専業主夫・婦など)198人1.3%転出後の職業不明または転出の状況不明1,781人11.7%【全体:15,220人】ポストドクター等を継続11,222人73.7%ポストドクター等から職種変更2,217人14.6%助教・助手464人20.9%講師、准教授、教授320人14.4%その他の大学教員(非常勤、特任、職階不明)455人20.5%民間企業の研究開発職176人7.9%公的研究機関等の研究開発職(ポストドクター等を除く)299人13.5%研究補助者・その他の研究開発職154人6.9%非研究開発職151人6.8%その他(学生、専業主夫・婦など)198人8.9%【職種変更者:2,217人】大学教員1,239人55.9%

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