イノベーション人材育成をめぐる現状と課題
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NISTEPブックレット-2 11 2009年11月に在籍したポストドクター等の採用前の所属機関は、約6割が国内大学であり、約1割の国外からの採用及び若干(3.7%)の民間企業からの採用を除けばほとんどが国内の大学・研究機関からの採用である(【図表17-1】)。 また、約半年後(2010年4月1日時点)の移動状況をみると、ポストドクター等の継続が7割強を占め、1割強がポストドクター等から職種を変更し、大学教員や研究開発等の職を得ている(【図表17-2】)。 【図表17-1】 ポストドクター等の採用前の所属機関の内訳 出典:科学技術政策研究所「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査 -大学・公的研究機関への全数調査 (2009年度実績)-」, 調査資料-202, 2011 【図表17-2】 ポストドクター等の継続・職種変更の状況内訳 出典:科学技術政策研究所「ポストドクター等の雇用・進路に関する調査 -大学・公的研究機関への全数調査 (2009年度実績)-」, 調査資料-202, 2011 国内の国立大学6,716人44.1%国内の公立大学349人2.3%国内の私立大学1,905人12.5%大学共同利用機関189人1.2%大学以外の国内教育機関77人0.5%国外の教育機関1,416人9.3%公的研究機関2,072人13.6%民間企業558人3.7%その他の機関401人2.6%無所属392人2.6%前所属不明1,145人7.5%【全体:15,220人】国内大学9,159人60.2%同一機関で同一の状態でポストドクター等を継続9,100人59.8%他の機関・他の研究室・雇用財源でポストドクター等2,122人13.9%大学教員1,239人8.1%ポストドクター等・大学教員以外の研究開発職629人4.1%非研究開発職151人1.0%その他(学生、専業主夫・婦など)198人1.3%転出後の職業不明または転出の状況不明1,781人11.7%【全体:15,220人】ポストドクター等を継続11,222人73.7%ポストドクター等から職種変更2,217人14.6%転職

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