STI Hz Vol.8, No.4, Part.3:STI Horizon2022冬号発行に当たってSTI Horizon

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  • DOI: https://doi.org/10.15108/stih.00310
  • 公開日: 2022.12.20
  • 著者: 赤池 伸一
  • 雑誌情報: STI Horizon, Vol.8, No.4
  • 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)

STI Horizon 2022 冬号発行に当たって

STI Horizon誌編集長 赤池 伸一
(科学技術・学術政策研究所 上席フェロー)

STI Horizon 2022 冬号をお届けします。科学技術やイノベーションには、多くのステイクホルダーが関与しており、包摂性(Inclusiveness)や持続可能性(Sustainability)の視点もますます重要になっています。

本号では、特別インタビューとして、富士通株式会社 執行役員 EVP CSOであり総合科学技術・イノベーション会議議員の梶原 ゆみ子氏に、「イノベーションを駆動するダイバーシティ&インクルージョン」についてのお話を伺いました。また、「ナイスステップな研究者」のインタビューとして、名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 准教授 野田口 理孝氏及び東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 特任講師 作道 直幸氏にお話を伺いました。

社会や科学技術の新たな「兆し」を報告する「ほらいずん」では、前在インド日本国大使館一等書記官 栗原 潔氏より「躍進するインドの科学技術と日印協力の進展」、横尾 淑子及び浦島 邦子より「タイ及び中国上海市におけるフォーサイト活動」、黒木 優太郎及び横尾 淑子より「未来科学技術の20年後評価」、岡村及び林より「セミナーシリーズ『AIとデータで変わる科学と社会』理化学研究所 高橋 恒一氏講演録」を報告いたします。

NISTEPの研究成果等を紹介するレポートとして、細坪 護挙、加納 圭及び須藤 憲司より「科学技術に関する国民意識調査」、永田 晃也より「イノベーションの収益性は低下したのか」について報告いたします。

本誌 STI Horizonの各記事が読者の皆様にお役に立てれば幸いです。また、お近くの方々や、SNS等Webメディアへの御紹介もよろしくお願いいたします。