![]() | No.151 2001 5 |
| 文部科学省 科学技術政策研究所
NATIONAL INSTITUTE OF SCIENCE AND TECHNOLOGY POLICY |
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| 目次 [Contents] | |||
| Ⅰ.海外事情 | 政策研究に対する欧州首脳の認識に変化あり
総務研究官 永野 博 米国における科学技術政策の事情 ―新政権と科学技術― 第3調査研究グループ主任研究官 柿崎文彦
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| Ⅱ.言々句々 | 新しい革新の時代 −新任挨拶に代えて− 第1研究グループ総括主任研究官 小田切 宏之 | |
| Ⅲ.最近の動き |
政策研究に対する欧州首脳の認識に変化あり
総務研究官 永野 博
① 欧州委員会では首脳理事会の指示に基づき、科学技術政策分野におけるベンチマーキングの実施、秀でた研究拠点のマッピング等、これまで行ったことのない新たな課題に取り組んでいます。これらがどこまでまとまるかは別として、欧州委員会の権限、意欲が拡大する中、わが国に対するアプローチも増大するものと想定され、EU側からは次の日EU首脳会議に日EU科学技術協力協定の必要性をテーマとして取り上げることを要請しています。このような中で、政策研に対しても、イノベーション調査、ベンチマーク調査等で協力を求めています。これらの調査は、欧州研究圏構想の実現の為に必要とされるものでありますが、わが国にとっても同様に必要なものであり、特にイノベーション調査は大学等からのスピンオフの数などを調査するものであり、我が国でも実施する必要があります。
米国における科学技術政策の事情 ―新政権と科学技術―
第3調査研究グループ主任研究官 柿崎文彦
4月2日から4月8日まで、米国新政権の科学技術政策に係る動向の把握等のため、間宮所長に同行し米国ワシントンに赴き、米国国務省、米国国立科学財団(NSF)、全米科学アカデミー(NAS)・全米研究評議会(NRC)事務局、全米科学振興協会(AAAS)、ジョージメイソン大学公共政策学部等を訪問した。
新しい革新の時代 −新任挨拶に代えて−
第1研究グループ総括主任研究官 小田切 宏之
編集後記
文部科学省科学技術政策研究所広報委員会(政策研ニュース担当:情報分析課)