科学技術指標

第1調査研究グループ

科学技術指標は、科学技術活動を定量的、客観的に把握するための基本的なツールであり、科学技術分野のみならず広く社会、国民生活の動向を探る上でも極めて重要なものです。そのため、当研究所では、その理論的な研究及び指標データの収集・加工を積み重ね、継続的に科学技術指標についてとりまとめた報告書を刊行 (1991 年、1995 年、1997 年、2000 年) するとともに、2001 年からは毎年データの更新をしてきました。この度、2000 版の科学技術指標について大幅な構成の見直しを行い、2004 年版の指標を作成・公表しました。この科学技術指標では科学技術の国際的動向、学校教育を含む科学技術人材関連の動向、研究開発の成果、政府・産業・大学の研究開発活動、イノベーション、国民の科学技術に関する関心等を扱っています。

図 1 は科学技術の総合力を比較するために当研究所が開発した科学技術総合指標の主要先進国間の推移ですが、我が国は主要 5 カ国中第 2 位に位置しています。図 2 は論文の共著形態の変化を示したものですが、著者数に着目すると 4 人以上の著者による論文が急増しており、グループによる研究開発が主流になりつつある傾向が見られます (図 2-1)。また、機関間、国際間をまたがる共著が急増しており、研究開発のネットワーク化、国際化が進んでいる傾向が窺えます (図 2-2)。

【図 1】 主要国の科学技術総合指標の推移
【図 1】 主要国の科学技術総合指標の推移
【図 2-1】 SCI 収録論文における著者数別論文数の内訳の推移
【図 2-1】 SCI 収録論文における著者数別論文数の内訳の推移
【図 2-2】 論文共著形態の変化: (論文共著形態別の SCI 収録論文数の推移)
【図 2-2】 論文共著形態の変化: (論文共著形態別の SCI 収録論文数の推移)
出展:
NISTEP REPORT No.73 「科学技術指標 (平成 16 年版)」

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