「イノベーション調査の日独比較に関する国際ワークショップ」開催(2月4日)について

2016年1月18日(月)

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では、「イノベーション調査の日独比較に関する国際ワークショップ」を、以下のとおり開催します。 

開催概要
    「イノベーション調査の日独比較に関する国際ワークショップ」

  • 日時: 2016年2月4日(木)14時00分~16時00分(受付開始13時30分)
  • 場所: 文部科学省 16階 科学技術・学術政策研究所会議室 (16B)
  • 言語: 英語(質疑応答は日本語も可)
  • 定員: 50名程度
プログラム
  • 14:00-14:10 開催挨拶
      元橋 一之 東京大学教授/科学技術・学術政策研究所客員総括主任研究官
  • 14:10-14:40 「全国イノベーション調査から見る日本企業のイノベーション」
      池田 雄哉 科学技術・学術政策研究所第1研究グループ研究員
  • 14:40-15:10 「ドイツにおけるイノベーションに関する調査研究の現状」
      クリスチャン・ラマー氏 欧州経済研究センター(ZEW)シニアリサーチャー
  • 15:10-15:40 「輸出及び国際連携とイノベーション:ドイツと日本の時系列比較分析」
      レベッカ・リウ氏 ランカスター大学マネジメント・スクール講師
  • 15:40-16:00 質疑応答・議論
開催趣旨

持続可能な経済成長を実現するためには、イノベーションが不可欠であることは日本のみならず国際的にも広く認識されています。一方、イノベーションの促進に資する政策を立案するためには、イノベーションの状況を的確に把握できる客観的なデータが必要です。このような問題意識のもと、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)では2003年から「全国イノベーション調査」を実施し、経済協力開発機構(OECD)との連携等を通じて、日本のイノベーション・システムの現状の国際比較に取り組んできました。本ワークショップでは、欧州においてイノベーション調査を実施・分析している研究者を招き、ドイツと日本の経験から見えてきたイノベーションの測定における課題や両国のイノベーション調査を用いた比較分析から見えてきた政策的インプリケーション等を議論します。

参加申込先

参加を希望される方は、氏名・所属を以下の参加申込先(e-mail)にメールにてお申し込みください。なお、会場の都合により参加者を調整させていただく場合がありますので、御了承ください。

  • E-mail: seminar1gr@nistep.go.jp
  • 申込締切り:2月3日(水)17時

お問合せ先
  • 科学技術・学術政策研究所 第1研究グループ
講師略歴
  • クリスチャン・ラマー(Cristian Rammer)氏
      欧州経済研究センター(ZEW)の産業経済・国際マネジメント部門シニアリサーチャーを務める。ZEWのイノベーション調査(マンハイム・イノベーション・パネル)のディレクターとして、EUのコミュニティ・イノベーション・サーベイ(CIS)にドイツのイノベーションに関する調査結果を提供している。オーストリア研究センターザイバースドルフ・シニアリサーチャー(1997-2000年)、ウィーン経済大学助教授及びリンツ大学講師(1991-1996年)を経て現職。ウィーン大学Ph.D.取得(学位テーマは利益率の地域分散)。
  • レベッカ・リウ(Rebecca Liu)氏
      ランカスター大学マネジメント・スクール講師。米国ミズーリ大学でMBA取得後、英国ストラックライド大学でPhD取得。イノベーションと製品開発、ビジネス・ネットワーク、企業間の学習の分野で研究。フェデックスやゼネラル・モーターズ、フィリップス・エレクトロニクス等のグローバル企業で15年以上の実務経験を経て現職。