STI Hz Vol.2, No.4, Part.4:(レポート)日本の研究者はどのようなジャーナルから論文を発表しているのか-オープンアクセスジャーナルに注目して-STI Horizon

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  • DOI: http://doi.org/10.15108/stih.00051
  • 公開日: 2016.11.25
  • 著者: 福澤 尚美
  • 雑誌情報: STI Horizon, Vol.2, No.4
  • 発行者: 文部科学省科学技術・学術政策研究所 (NISTEP)

レポート
日本の研究者 日本の研究者はどのようなジャーナルから
論文を発表しているのか
-オープンアクセスジャーナルに注目して-

科学技術・学術基盤調査研究室 研究員 福澤 尚美

概 要

 当研究所では、ジャーナルに注目した論文分析を行い、オープンアクセスジャーナル(論文をインターネット上に公開し、誰でも無料でのアクセスが可能なジャーナル)から発表されている論文の特徴及び主要国(日本、米国、ドイツ、フランス、英国、中国、韓国)の論文発表の特徴について分析した。本レポートでは主に、分析から得られた日本の論文発表の特徴について、論文がどのようなジャーナルから発表され、どのような言語を使用し、どの国から引用されているのかについて紹介する。

キーワード:ジャーナル,オープンアクセス,出版国,言語,国際共著,寄与度

1. はじめに 注1

オープンアクセス(Open Access:OA)ジャーナルとは、論文をインターネット上に公開し、誰でも無料でアクセスが可能なジャーナルであり、ジャーナルによってはその再利用も可能とするものである。OAジャーナルは従来の伝統的なジャーナルとは違ったメディアとして注目を浴びており、図書館から購読費をもらう代わりに論文著者が出版費用(APC:Article Processing Charge)を支払うことによって無料で公開する方法(Gold OA)が主流になっている2、3)

世界全体で論文数やジャーナル数が増加する中、近年ではOAジャーナル数も増加している3、4)。例えば、本分析に用いたScopusに収録されている世界のジャーナル数をみても、2004年では14,439件だが、2012年には21,078件まで増加している(図表1)。OAジャーナル数は、2004年では1,051件だが、2012年には3,227件となっている注2。全ジャーナル数に占めるOAジャーナル数の割合は2004年では約7%であり、2012年では約15%まで増加している。

図表1 世界におけるジャーナル数の時系列推移(単年)

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、ジャーナル数を集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournalである。
(注3)2016年5月時点でOAジャーナルであるかの識別であるため、過去であるほどOAジャーナル数が過大集計されている。

このように、論文の公開媒体としてその存在を増している、OAジャーナルに掲載されている論文は、どのような特徴を有し、また主要国の論文発表の状況とどのように関係しているのだろうか。OA化の状況や実態は十分には把握されていないことも踏まえ、ジャーナルに注目して主要国の論文発表の特徴を明らかにすることを目的として分析を行った。本レポートでは主に、分析から得られた日本の論文発表の特徴について紹介する。

なお、本レポートで示す結果では、Gold OAジャーナルのみを分析対象とし、各国の論文数は論文著者所属機関の国を使用している。

2. 分析の視点

本分析ではジャーナルと論文使用言語の収録範囲を考慮し、エルゼビア社のElsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を基に、科学技術・学術政策研究所で独自の集計・分析用データベースを構築し、集計及び分析を行った。ジャーナルの特性として、OA化の状況(OAジャーナルかどうか)とジャーナルの出版国(論文著者所属機関の国がジャーナルの出版国と同じかどうか)の2軸で、ジャーナルを四つの区分に分類する。四つのジャーナル区分の内容と、本レポートにおける略称を図表2に示す。例えば、自国のOAジャーナルから出版された論文については、自国OAに分類する。

図表2 四つのジャーナル区分について
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3. ジャーナル区分別の論文数とその割合

3-1 世界各国・地域、主要国の状況

OAジャーナル、自国ジャーナルから発表されている論文数の割合について、世界全体の動向をみるために、2010−12年の論文数平均値が10,000件以上ある35国・地域に注目する(図表3)。

図表3 世界各国・地域における、OAジャーナルと自国・地域ジャーナルから発表されている論文数割合
(全論文、2010−12年の論文数平均値が10,000件以上)
(A)自国・地域ジャーナルから発表されている割合順     (B)OAジャーナルから発表されている割合順
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(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。

まず、自国・地域ジャーナルから発表されている論文数割合をみると(図表3(A))、日本、ドイツ、フランス、韓国ではおおむね18%~30%であり、他国ジャーナルから発表されている論文数割合の方が高いことが明らかになった。日本では、自国ジャーナルから発表されている論文数割合は30.1%であり、論文を多く(年平均で10,000件以上)発表している国の中では、自国ジャーナルから発表している論文数割合が相対的に高い国であることが分かる。

OAジャーナルかどうかに注目すると(図表3(B))、日本はOAジャーナルから発表されている論文数割合が11.6%である。他の主要6か国(米国、ドイツ、フランス、英国、中国、韓国)平均は9.9%であることから、主要国と同程度である。ブラジルやインドでは、これらの35国・地域の中でも、比較的論文数が多い国であり、OAジャーナルから発表されている論文数割合が相対的に高い国である。

3-2 日本の状況

以降では、主に日本に注目し議論していく。四つのジャーナル区分に注目し、論文数の割合をみると(図表4中の全分野)、他国Non-OAジャーナルから発表されている論文数割合が高く、約60%である。自国Non-OAジャーナルから発表されている論文数割合は約26%であり、自国OAジャーナルから発表されている論文数割合は4.2%である。分野別に調べると、日本では工学と計算機科学・数学で自国Non-OAジャーナルから発表されている論文数割合が相対的に高いこと、基礎生命科学で自国OAジャーナルから発表されている論文数割合が相対的に高いことが特徴である。なお、臨床医学では他分野と比べて、主要国で共通して自国ジャーナルから発表されている論文数割合が相対的に高い。

図表4 日本のジャーナル区分別論文数の割合(分野別、2010−12年平均値)

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。

4. 日本で論文数が多い自国ジャーナル出版元

日本では、工学と計算機科学・数学で自国Non-OAジャーナルから、基礎生命科学で自国OAジャーナルから発表されている論文数割合が相対的に高いことが明らかとなったが、ジャーナルの出版元はどこなのだろうか。まず、これら3分野において論文発表数が多い上位25ジャーナルを抽出した。次に、その中から自国ジャーナルを抽出し、ジャーナルの出版元で論文数を合計した(図表5)。結果から、日本から多く論文が発表されている自国ジャーナルの出版元は、出版社ではなく学会が多いことが分かる。

図表5 日本で論文数が多い自国ジャーナルの出版元

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、各分野のジャーナルごとに論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。
(注3)日本の各分野において論文数が多い上位25ジャーナルから自国ジャーナルを抽出し、ジャーナル区分で整理した。
(注4)ジャーナルを時系列でみると、消滅、統合、分裂等でタイトルが変化するのに加えて、その変遷を網羅的に追跡するのは困難である。
     したがって、ジャーナル数はElsevier Scopus Custom Dataを用いて、ジャーナルごとに付与されているジャーナルIDを使用して集計した。

5. 日本から発表されている論文の使用言語

日本から発表されている論文のうち、どのくらいの割合が英語を使用しているのだろうか。論文本文における日本語と英語の使用割合を、ジャーナル区分別に示す(図表6)。他国ジャーナルではOAジャーナルかどうかにかかわらず、ほぼ全ての論文で英語を使用している。他方、自国ジャーナルでは、Non-OAジャーナルから発表されている論文では、約53%で英語が使用されている。自国OAジャーナルでは、約90%の論文で英語が使用されている。このように、自国ジャーナルであっても、OAジャーナルから発表されている論文では、英語の使用割合が著しく高いことが明らかになった。

図表6 日本における、ジャーナル区分別の論文使用言語割合(全分野、2010−12年平均値)

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、各分野のジャーナルごとに論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。
(注3)本文の言語別に割合を集計した。英語と母国語以外で発表されている論文がある場合には、割合の合計は100%にはならない。

6. 国際共著論文数割合や引用のされ方

国際共著や引用のされ方について、ジャーナル区分でどのような違いがあるのかを、日本の結果でみる(図表7)。項目として、国際共著論文数割合、日本の論文を引用している国数、他国からの引用割合に関する状況をみる。

図表7 日本における各項目に関する状況(全分野、2010−12年平均値)

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、各分野のジャーナルごとに論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。
(注3)国際共著論文数割合については、2国以上の著者で構成されている論文を国際共著論文とした。
(注4)日本の論文を引用している国数については、各論文を引用している論文の著者の所属国から、日本の各論文が何か国から引用されている
     のかを算出し、2010−12年の平均値を求めた。
(注5)他国からの引用割合については、各論文を引用している論文の著者の所属国から、各国の論文がどの国・地域から引用されているのかに
     ついて算出した。各論文を引用している国の出現数を各年で求め、各国が占める割合を求めた。
(注6)括弧内には、小数点第1位までを比較し、各項目において数値が高いジャーナル区分順に、番号を付与している。

各項目全てにおいて、他国ジャーナルから発表されている論文の方が、自国ジャーナルから発表されている論文よりも、割合や数値が相対的に高い傾向がみられる。また、OAジャーナルから発表されている論文の方が、Non-OAジャーナルから発表されている論文よりも、割合や数値が相対的に高い傾向がみられる。

図表7では、他国ジャーナルやOAジャーナルから発表されている論文は、他国からの引用割合が高いことを示したが、次に、他国からの引用が主要国/主要国以外のいずれからなされたものなのかに注目する(図表8)。自国ジャーナル、他国ジャーナルのいずれにおいても、OAジャーナルから発表されている論文は、Non-OAジャーナルから発表されている論文と比べて、主要国以外の国から引用される割合が高い(図表8中の①)。

自国ジャーナルでは、Non-OAジャーナルと比べてOAジャーナルにおいて、主要国からの引用割合が高い(図表8中の②)のが特徴である。また、他国ジャーナルにおいては、Non-OAジャーナルの方がOAジャーナルよりも主要国からの引用割合が高い(図表8中の③)。これは、他国Non-OAジャーナルには、伝統的で権威のあるジャーナルが含まれており、主要国から引用される傾向が高いためと示唆される。

図表8 ジャーナル区分別、日本の論文を引用している主要国と主要国以外の割合(2010−12年平均値)

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、各分野のジャーナルごとに論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。整数カウントを使用した。
(注3)各論文を引用している論文の著者の所属国から、各国の論文がどの国・地域から引用されているのかについて算出した。各論文を引用している国の
     出現数を各年で求め、各国が占める割合を求めた。
(注4)ここでの主要国とは、米国、ドイツ、フランス、英国、中国、韓国である。

7. 各ジャーナル区分におけるQ値

各ジャーナル区分における質の高い論文の割合をみるために、全論文数に占めるTop10%論文注3数割合であるQ値をみると(図表9)、自国ジャーナルから発表されている論文ではOAジャーナルにおいてQ値が高い。他方、他国ジャーナルから発表されている論文ではNon-OAジャーナルにおいてQ値が高い。

図表9 日本の全分野における各ジャーナル区分のQ値(2010−12年平均値)

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、各分野のジャーナルごとに論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。
(注3)ジャーナル区分ごとに、Top10%論文数を全論文数で除すことによりQ値を求めた。なお、Scopusの27分野のいずれかでTop10%論文で
     あれば集計対象となるため、全論文に占めるTop10%論文の割合は必ずしも10%とはならない。Non-OAとOAでQ値の差が1%以上の場合
     に、Q値が高い方に網掛けをしている。

これまでにみたように、OAジャーナルから発表されている論文は、Non-OAジャーナルと比べて、英語論文の割合が高く、他国からの引用割合も高い傾向がある。したがって、自国ジャーナルであってもOA化による論文の英語割合増加などに伴いアクセス機会が増加することが、他国からの引用増加につながり、結果としてQ値の高さにつながっていることが考えられる。

他国ジャーナルから発表されている論文では、OAジャーナルよりもNon-OAジャーナルにおいて、Q値が高くなっている。これは図表8でみたように、他国Non-OAジャーナルから発表されている論文は、他国OAジャーナルから発表されている論文と比べて、主要国からの引用割合が高いこと(図表8中の③)が関係している可能性がある。

また、他国ジャーナルでは、現状では論文が掲載されているジャーナル自体の注目度・権威や論文自体の注目度が、OAジャーナルと比べてNon-OAジャーナルにおいて高いことが考えられる。つまり、後者から発表された論文の方が、研究者にとって引用するに値する論文である割合が高いため、Non-OAジャーナルの方がOAジャーナルよりもQ値が高くなることが考えられる。

8. 論文数の増加における各ジャーナル区分の寄与度

図表10には、主要国の2004−06年と2010−12年の2期間における論文数の増加に、どのジャーナル区分の論文数の増加が寄与しているのかを示している。各ジャーナル区分の寄与度の合計(図表10中の(X))が、2期間の論文数の増加率(図表10中の(Y))に等しくなる。つまり、全体における増加率の内訳が各ジャーナル区分の寄与度となる。

図表10 全分野における、各国の2期間(2004−06年と2010−12年)の
論文数増加への各ジャーナル区分の寄与度

(注1)Elsevier Scopus Custom Data(2015年2月19日抽出)を使用し、各分野のジャーナルごとに論文数を整数カウント法により集計した。
(注2)年は論文の出版年を使用している。雑誌の種類はJournal、論文の種類はArticle、Conference Paper、Reviewである。
(注3)各ジャーナル区分における寄与度の算出は、各ジャーナル区分の2期間(2004−06年と2010−12年)の論文数の差分を1期間目の全論文数
     で除すことで求めた。各国において、四つのジャーナル区分の中で寄与度が最も高いジャーナル区分に網掛けをしている。

日本の全論文を詳細にみると、論文数は4.3%増加しているが、他国Non-OAジャーナルから発表されている論文数は減少し寄与度はマイナス(−2.6%)であり、他国OAジャーナルから発表されている論文数は増加し寄与度がプラス(5.3%)であることが分かる。よって、日本では他国OAジャーナルから発表されている論文数の増加が、論文数の増加に寄与していることが確認され、このような傾向がみられているのは、主要国の中では日本のみである。

9. 最後に

本レポートでは日本の研究者がどのようなジャーナルから論文を発表しているのかを、主にOAジャーナルに注目し概観した。

まず、日本の状況として、他の主要国と比較してもOAジャーナルから発表されている論文数の割合は同程度であることが分かった。また、OAジャーナルから発表されている論文では、英語割合が高いことや、国際共著論文数割合が高いこと、他国からの引用割合が増加すること、自国ジャーナルにおいてはQ値が高いことが明らかになった。

さらに、時系列での論文数増加において、他の主要国では他国Non-OAジャーナルから発表されている論文数の増加が寄与している一方で、日本のみが他国OAジャーナルから発表されている論文数の増加が寄与し、他国Non-OAジャーナルから発表されている論文数は減少していることが明らかとなった。

他国Non-OAジャーナルには、伝統的で権威のあるジャーナルが含まれているが、日本ではこれらのジャーナルから発表される論文が減少傾向にあり、他国OAジャーナルから論文を発表することで、論文数を保っている可能性も考えられる。他方で、OA化の進展により、日本の研究者が積極的にOAジャーナルから論文を発表するようになった可能性も考えられる。

OAジャーナルという、これまでの伝統的なジャーナルにおける論文発表の手法とは違う新しい媒体が、今後更に存在感を増していく場合、日本の論文発表の状況は時系列的にどのように変化していくのかについて、動向を把握し続けることが重要となるであろう。

謝辞

本分析に際し、政策研究大学院大学 桑原輝隆教授、科学技術・学術政策研究所 科学技術予測センター 林和弘上席研究官から貴重な御助言を頂いたことに深く感謝する。また、科学技術・学術基盤調査研究室の伊神正貫室長をはじめ、研究室内のメンバーから多くの御助言を頂いたことに深く感謝する。


注1 本レポートは、当研究所から2016年10月に公表された調査資料における分析に基づいて構成されている。福澤尚美, 「ジャーナルに注目した主要国の論文発表の特徴―オープンアクセス、出版国、使用言語の分析―」, NISTEP 調査資料-254, 文部科学省科学技術・学術政策研究所. 1)

注2 Scopusのジャーナルの収録については、英語を使用している論文が含まれるジャーナルの収録割合が高く(約72%)、英語以外を使用している論文が含まれるジャーナルの収録割合は低い特徴がある。また、ScopusではGold OAジャーナルのみに識別が付与されている。本分析では2016年5月時点でScopusにおいてOAジャーナルであると識別されているジャーナルをOAジャーナルとして集計している。

注3 Top10% 論文は、各論文出版年の各27 分野において、被引用数で上位からのシェアTop10% の論文である。

参考文献

1)福澤尚美(2016). 「ジャーナルに注目した主要国の論文発表の特徴―オープンアクセス、出版国、使用言語の分析―」, 調査資料-254, 文部科学省科学技術・学術政策研究所 

2)林和弘(2014).新しい局面を迎えたオープンアクセスと日本のオープンアクセス義務化に向けて、科学技術動向、2014年1・2月号(142号)、25-31.:http://hdl.handle.net/11035/2475

3)Wang, L., Liu, X., and Fang, H.(2015). Investigation of the degree to which articles supported by research grants are published in open access health and life sciences journals. Scientometrics, 104(2), 511-528

4)Morrison, H.(2014). Dramatic Growth of Open Access. Scholars Portal Dataverse, V13. hdl:10864/10660