NISTEP 国際コロキアム
サイエンスコミュニケーションのひろがり
――縫い目のない文化を実現するために――
Seamless Culture Through Science Communication
◈◈◈開催趣旨◈◈◈
洋の東西を問わず、文系と理系、サイエンスとアートなどという分け方が存在し、それぞれの間には深い溝があると言われています。しかし、たとえば文系と理系それぞれの中にもたくさんの溝が存在します。ならばいっそのこと、すべての溝を埋めて、縫い目のない文化(シームレス・カルチャー)を実現してみませんか。それがまた、理科離れを解消する最短の道となることでしょう。今回のワークショップでは、英米韓日の優れたサイエンスコミュニケーターをお招きし、その方策について話し合います。サイエンスコミュニケーションに関心をお持ちの多方面の方々のご参加をお待ちします。
(※敬称略)
◈◈◈プログラム◈◈◈
- Ø 日時: 2005 年 2 月 7 日 (月) 9:45 〜 18:00
- Ø 会場: コクヨホール (先着 250 名 無料) http://www.kokuyo.co.jp/service/kokuyohall/map.html
- Ø 対象: この分野に関心をお持ちの専門学校生・大学生以上の方
- Ø 使用言語: 日本語・英語 (日英同時通訳がご利用になれます)
- Ø 司会進行: 黒山 ひろ美 (テレビ番組キャスター)
- 基調講演 1 オーブリー・マニング Aubrey Manning
- 「好奇と歓喜――科学は文化の一部となる」エジンバラ大学名誉教授。動物行動学者。BBC - Landscape Mysteries のプレゼンター。
著書『動物行動学入門』
- 「好奇と歓喜――科学は文化の一部となる」
- 基調講演 2 リン・マーギュリス Lynn Margulis
- 「知の方法としての科学――進化の叙事詩」マサチューセッツ大学アマースト校教授。細胞生物学者。細胞共生説の提唱者。
著書『細胞の共生進化』『共生生命体の30億年』ほか
- 「知の方法としての科学――進化の叙事詩」
- 第 1 セッション 「縫い目のない文化を語る」
- スティーヴン・ミラー Steven Miller (ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ教授)「ヨーロッパのサイエンスコミュニケーション――2つの文化問題を超えて」
- チョ・スックギョ Sook-Kyoung Cho (韓国科学財団国際部長)「韓国における科学技術公衆理解――韓国科学財団の取り組みを中心に」
ドロン・ウェーバー Doron Weber (スローン財団公衆科学理解増進プログラムマネージャー)「2 つの文化は解消できるか――スローン財団の取り組み」
講演者の都合により中止になりました
- スティーヴン・ミラー Steven Miller (ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジ教授)
- 第 2 セッション 「科学が絡むともっとおもしろい?」
- イラン・チャバイ Ilan Chabay (ニュー・キュオリシティショップ代表)「子供のカルチャーに科学を持ち込む ――熱中できるロールプレイングコンピュータゲームを窓口に」
- 渡辺 政隆 (科学技術政策研究所上席研究官)「おしゃれな科学」
- 木村 政司 (日本大学芸術学部教授)「アート + サイエンス = カルチャー」
- イラン・チャバイ Ilan Chabay (ニュー・キュオリシティショップ代表)
- 第 3 セッション 「科学のひらめきとかがやき」
- コーディネーター: 高柳 雄一 (電気通信大学教授)
- ゲスト: 中谷 日出 (NHK 解説委員)稲蔭 正彦(慶應大学環境情報学部教授)ほか
- オプショナルセッション 「科学茶房」(18:00 〜 19:30)
- ◇ お問い合わせ先:
政策研国際コロキアム事務局 (㈱サイマル・インターナショナル内)
〒 105-0001 東京都港区虎ノ門 1-25-5 虎ノ門 34MT ビル 1F
Email : nistep@simul.co.jp ; TEL: 03-3539-4502 ; FAX: 03-3539-4533 - ◇ 参加申し込み締め切り日: 2005 年 1 月 21 日 (金)【事前登録は終了しました】
- ◇ 政策研内担当: 第2調査研究グループ
- ◇ チラシ (PDF) もご参照ください。